速報ニュース

F1

自動車の未来は完全電動、それとも……F1新CEO「ハイブリッドには素晴らしい未来が有る」

F1CEOのステファノ・ドメニカリは、ハイブリッド技術には素晴らしい未来があり、電動化のみが持続可能な自動車産業の動力源ではないとF1が証明できると考えている。

Luke Smith

Luke Smith

公開日時: 2021/01/28 9:27

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Stefano Domenicali

 2021年に新たなF1のCEOに就任したステファノ・ドメニカリ。彼はハイブリッドエンジンに素晴らしい未来があると考えており、F1はそれを証明する優れたショーケースになりうると主張した。

 F1は2014年にパワートレインを一新。V型6気筒ターボエンジンにエネルギー回生システムを組み込んだハイブリッドエンジン(パワーユニット)を採用し、メーカーにとってより市販車との関連性のあるモノとすることを目指した。

 “ハイブリッド”という道は、F1にとって適切な選択肢だと広くみなされてきた。しかしながら現行パワーユニット(PU)のコストの高さや複雑さは常に批判されてきた。

Read Also:

 なお2026年以降には次世代PUへの移行が計画されている。ただ次世代に向けては前述の批判もあり、よりシンプルで低コストな設計が求められている。

 2021年から新たにF1のCEOに就任したステファノ・ドメニカリは、こうした批判に耳を傾けつつも、ハイブリッド技術には素晴らしい可能性があり、F1がその可能性を示す事ができると考えていると主張した。

「持続可能性はCO2という観点から見ることもできるし、他に関連する多くの点から考えることもできる。ただ、ひとまず排出量か技術面に視点を合わせてみよう」

 ドメニカリはSky Sport F1にそう語った。

「私は自動車業界において、電動化だけが唯一の選択肢ではないことを示す素晴らしい未来がF1にはあると思っている。ハイブリッドシステムは素晴らしい方針だし、良い未来があると考えているんだ」

「F1は(電動化以外の)違った方法によって持続可能であると示し、メーカーが投資してくれるようにせねばならない」

「コストに注意を向けた上で、メーカーとチームの意識を将来に向けて集中させたい」

「過去に犯したミスはコストではなく、技術のみを優先したことに関係していた」

 2021年時点ではPU製造にメルセデス、フェラーリ、ルノーそしてホンダの4メーカーが参加。しかしホンダは2021年末でPU供給を終了することが決定済みでもある。

 ドメニカリCEOはPUの技術と効率は既に高い魅力があると認めた上で、F1として将来のPU規定では市販車との関連性を確実に提供しなければならないと考えている。

「我々は使用されるハイブリッドテクノロジーが市販車と関連性を持つことを確認していかなければならない。一方で、様々な投資やコスト面でもこれまでとは変えていかなくてはいけない」

「F1のパワーユニットが現行と同じコストになる可能性は無い。そこには大きな開きがあると思う」

「我々の大きな目標のひとつは、チームやメーカーを巻き込み、新レギュレーションで予想されるよりも更に早く新エンジンを先取りし、それを議題の一部にしたいということだ」

「私はそれが可能だと確信している」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 PU載せ替えのマクラーレン、開発制限有りでもマシンは“ほぼ新車”状態に?

次の記事 【訃報】エイドリアン・カンポス亡くなる。元F1ドライバーで、カンポス・レーシングのオーナー

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Luke Smith



没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

F1

F1 2024/05/01

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」



”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

F1

F1

Aston Martin Silverstone Shakedown

2023/02/20

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役



ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

F1

F1 2023/02/19

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

最新ニュース



フェラーリ、2回目のADUOでもメルセデスとの差は埋まらず「とにかくパワーが足りない……まぁ、2ヵ月で追いつけるとは思っていなかった」

F1

F1 F1

イタリアGP

フェラーリ、2回目のADUOでもメルセデスとの差は埋まらず「とにかくパワーが足りない……まぁ、2ヵ月で追いつけるとは思っていなかった」



激昂ノリス、激しいチームメイトバトルに声荒げる……しかしレースが終われば冷静に「後から考えれば、あれはフェアだった」

F1

F1 F1

イタリアGP

21 分前

激昂ノリス、激しいチームメイトバトルに声荒げる……しかしレースが終われば冷静に「後から考えれば、あれはフェアだった」



初開催マドリンクは、アストンマーティン・ホンダのマシンに適している? ホンダ折原エンジニアが期待「できる限り良い位置を戦えるように取り組む」

F1

F1 F1

スペインGP

53 分前

初開催マドリンクは、アストンマーティン・ホンダのマシンに適している? ホンダ折原エンジニアが期待「できる限り良い位置を戦えるように取り組む」



劇的すぎる成長曲線……アントネッリの2年目は、メルセデス代表の長いキャリアの中でも最大の驚き「全てに戸惑っていた昨年とは違う!」

F1

F1 F1

イタリアGP

1 時間前

劇的すぎる成長曲線……アントネッリの2年目は、メルセデス代表の長いキャリアの中でも最大の驚き「全てに戸惑っていた昨年とは違う!」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録