ハースF1、リッチエナジーとのタイトルスポンサー契約の”友好的な”解消を発表
ハースF1チームとリッチ・エナジーのタイトルスポンサー契約が終了することが決まった。
写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
ハースF1チームは、リッチエナジーとのタイトルスポンサー契約を解消することを発表した。
リッチエナジーは今季からハースF1チームのタイトルスポンサーとなり、マシンは黒とゴールドのカラーリングに一新されることになった。しかし7月、リッチエナジーの当時のCEOであるウイリアム・ストレイは「パフォーマンスが悪い」として、ハースとの契約を「終了」することを発表した。
ただこの契約は、リッチエナジーの株主によって保持されることになり、同社の主導権争いへと発展。ストレイCEOは同社を離れ、社名も「ライトニングボルト」に改められた。ハースのマシンに入れられた”リッチエナジー”のロゴは、そのまま残されることになった。
ただチーム代表のギュンター・シュタイナーは8月下旬、リッチエナジーがシンガポールGPまでに契約についての決断を下すと発言。そして最終的には両者の契約は”友好的に”終了することになったと確認された。
なお契約が終了しても、ハースの黒と金のカラーリングは、リッチエナジーのロゴを外すのみで維持されることになるようだ。
「ハースF1チームとリッチエナジーは、FIA F1世界選手権でのパートナーシップを、直ちに終了することに友好的に合意した」
ハースF1チームはそう声明を発表した。
「2019年のハースF1チームとのタイトルパートナーシップを通じて、ブランドの認知と大きな意味のある露出を享受しながらも、リッチエナジーの企業再編プロセスにおいては、改訂されたグローバル戦略が必要であることが示された」
「その後、ハースF1チームとリッチエナジーは、既存のパートナーシップを終了することが、両者にとって最善の形であると結論づけた」
「ハースF1チームは、リッチエナジーの利害関係者に対して、感謝とご多幸を願っている」
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