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MotoGP ヨーロッパGP

一貫性の無い2020年にクアルタラロ沈痛「優勝以外はタフなシーズンになっている」

ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロは2020年シーズンの一貫性の無さが、第13戦ヨーロッパGPで転倒しタイトル争いの希望が消えることに繋がったと語った。

Lewis Duncan

Lewis Duncan

編集: 2020/11/09 9:17

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Fabio Quartararo, Petronas Yamaha SRT

 2020年のMotoGPにおいて、タイトル獲得の有力候補として目されていたのが、デビューイヤーから素晴らしい結果を残してきたペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロだ。そしてヘレス・サーキットでの開幕2連勝達成によって、その予測は更に強まった。

 しかしクアルタラロはその後苦戦が続いた。ヘレスでの2勝以外に獲得した表彰台は、カタルニアGPでの3勝目のみと、安定性に欠いている。これは優勝こそなかったものの7度の表彰台を獲得した2019年とは対照的だ。

 11月8日に行なわれたMotoGP第13戦ヨーロッパGPでは、クアルタラロはレース1周目に転倒を喫するも、なんとか戦列に復帰して14位でフィニッシュ。しかしチャンピオンシップ首位のジョアン・ミル(スズキ)が優勝を果たしたことで、ふたりのポイント差は37ポイントに拡大。タイトル獲得への希望は厳しい状況に追い込まれてしまった。

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「このバイクで苦戦していることは、かなりの痛手だ。今シーズンについては満足していないよ」

 2020年シーズンの一貫性を欠いたパフォーマンスについて考えを求められたクアルタラロは、そう答えた。

「もちろん、全てが上手く進んでいる時は何もかもが完璧だ。ル・マンではバイクが完璧で勝利を争えたはずだった。でも残念ながら(ウエットでは)9位が精一杯だった」

「優勝するかしないか、もしくは凄く良いか最悪なのか……オーストリアでの2レースのあとに僕がチャンピオンシップをリードしていたのは、今も不思議に思っているんだ」

「そしてミサノでのクラッシュ、そして(連戦エミリア・ロマーニャGPの)4位の後もランキングは不思議だった。僕は(首位の)アンドレア(ドヴィツィオーゾ)から1ポイントしか離れていなかったんだ」

「去年僕はランキング5位か6位だったと思うけど、今年はジョアンが良い仕事をしている。彼のあの一貫性、それこそが今チャンピオンシップを彼がリードしている理由だ」

「本当にフラストレーションが溜まる。優勝したことを除けば、(今季は)全体としてタフなシーズンだよ」

 クアルタラロはヨーロッパGPを振り返り、1周目の転倒は前方でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が転倒したことに反応してブレーキをかけてしまったことが原因だと説明。またレースへ復帰した後は、車高調節のデバイスが勝手に作動する状態となってしまっていたと語った。そしてクアルタラロは、今回のレースでタイトル争いの可能性はなくなったと改めて認めた。

「そうだね、今日で僕はチャンピオンシップを失った」と、クアルタラロは語る。

「アラゴン1戦目もタイトル争いのチャンスを失ったレースだった。あそこではフロントタイヤの内圧を下げてスタートしたかったんだ。でもヤマハのプロトコルではそれはできないと言われた。人生で最悪のレースだったよ。トップ5、トップ6を争うペースを持ちながらも0ポイントだったんだ」

「(ヨーロッパGPは)チャンピオンシップを失ってしまったレース、そのふたつ目だった」

「可能な限りベストな形で(シーズンを)終えることが重要だと思う。でも僕らは来年多くのことを変える必要がある。他のファクトリーは僕らよりも上手く作業をしているように見えるからね」

 

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