開幕2連戦で超好調ルクレール、”シャルル2.0”の評価に不満「毎年毎年成長してるのに」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、2022年シーズンの戦いぶりを見て”シャルル2.0”といった形容をされることにフラストレーションを溜めている。
写真:: FIA Pool
フェラーリのシャルル・ルクレールは、2022年のF1で好調な走りが続いている。しかしそのパフォーマンスから、”シャルル2.0”と形容をされるようなことは気に食わない様子だ。
ルクレールは開幕戦バーレーンGPで優勝。第2戦サウジアラビアGPでもマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と一騎打ちを演じ2位表彰台をゲットし、現在はランキング首位を走っている。
これ以上無い順調な形で新シーズンをスタートさせたルクレールだが、彼はある不満があると話した。
「ひとつ気に入らないことがあって、それは色んなところで目にする”シャルル2.0”という言い方だ。これはちょっと違うと思う」
「僕らは毎年同じ様に成長してきている。蒸し返すのは好きじゃないけど、昨年は多くのポイントを逃したレースも2度はあったし、コントロールできないことで非常に多くのポイント獲得のチャンスを失っているんだ」
「そういったことがシーズン終盤にはかなりの痛手になった。それに7番手から4番手を争っていたことも、僕が良いパフォーマンスを示そうとも誰も気づかないような影響を及ぼしている。かなり難しい状況だ」
「確かに僕は勝利を争っている今の方がより優れているのかもしれない。それ自体は僕のやりたいことでもあるし、ここに戻ってこれたのは素晴らしいことだ。でも全体として、僕は毎年毎年”直線的に”成長してきた。昨シーズンから一足飛びの進歩を果たしたわけじゃない」
またルクレールは、2021年のF1王者であるフェルスタッペンと戦うプレッシャーが、自分をさらに成長させているとも主張した。
「僕が言いたいのは、良い状況にいるということだ」
「よりプレッシャーがかかるというのは、自分が正しいことをしている証拠だし、正しい場所に立てているということなんだ」
「僕はプレッシャーに苦戦したことは一度もないと思う。自分自身に、マシンを走らせる仕事に集中していて、結果について余計なことは考えないんだ」
「言うまでもなく過去数年間はとても大変だった。でも今は先頭集団に戻っているし、チームにはモチベーションがあふれている。素晴らしい状態だ」
なお好調なルクレールは、開幕2連戦ではチームメイトのカルロス・サインツJrを上回っており、今後はさらにパフォーマンスを引き出すことが可能だと考えを示した。
「このマシンをより良くするためにどこに取り組めばいいか、凄く近いところまで来ている。言うまでもなく開幕したばかりだし、全てのドライバーがマージンを残しているだろう。だからその各ドライバーのマージンを知るのはすごく難しいんだ」
「(サインツJr.に対して)どこでプラスになっているのかは分からない。いろんな場所でちょっとずっつなのかもと思う。様子を見てみよう。カルロスは非常に強いドライバーだけど、これは時間の問題だ。彼が馴染むまで様子を見てみよう」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments