フリー走行レポート
MotoGP ヨーロッパGP
MotoGPヨーロッパFP2:ハーフウエットの難コンディション、ミラーまたも首位。中上4番手
MotoGP第13戦ヨーロッパGPのフリー走行2回目が行なわれ、ジャック・ミラー(プラマック)がトップタイムをマーク。中上貴晶も4番手タイムとなった。
編集: 2020/11/06 15:30
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

バレンシアのリカルド・トルモサーキットで行なわれているMotoGP第13戦ヨーロッパGP。そのフリー走行2回目が行なわれ、ジャック・ミラー(プラマック)がトップタイムをマークした。
FP1はフルウエットで行なわれたものの、FP2までに曇り空のもと徐々に路面は乾きハーフウエットの難しいコンディションとなった。気温は20℃、路面温度は19℃だ。
なおヤマハのバレンティーノ・ロッシは初日の走行は欠場。これは3日の段階で新型コロナ陽性の検査結果が出ていたことに起因する。ロッシは5日に受けた検査では陰性となっており、6日に再び受けた検査でも陰性となれば、2日目には走行復帰が可能となる。
なおヤマハはロッシの代役としてWSBKライダーのギャレット・ガーロフを起用している。またテック3・KTMのイケル・レクオナは新型コロナの濃厚接触者と認定されたことでグランプリ欠場となった。
Read Also:
FP2が開始されると、多くのライダーはスリックタイヤで出走。中上貴晶(LCRホンダ)など少数のライダーはレインタイヤでコースに向かった。
レーシングラインは徐々に乾きつつあるものの、その1本外側のラインはウエット。この難しいコンディションにスリックタイヤで挑んでいくライダー達だったが、ジョアン・ミル(スズキ)がコーナーで大きくバランスを崩すシーンも見られた。
タイムは周回ごとにどんどん向上。10分が経過した段階では1分37秒029をマークしたミラーがトップに立った。なおこの際ミラーは、邪魔だと押しのけるようにターン8でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)のイン側スレスレを通過。ビニャーレスは慌ててマシンを起こしていた。
その後もタイム更新は止まらず、数分で一気に1分35秒台に突入。ミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)が1分35秒754をマークしてトップに浮上した。
セッション残り25分、ミラーが1分34秒613までタイムを縮め、トップタイムとした。ただその後、チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤが1分34秒563でそのタイムを更新していった。
残り20分、中上が自己ベストを更新する走りで、最終的に1分34秒534をマーク。トップタイムに浮上した。
残り15分を目前とした頃、オリベイラ、アレックス・リンス(スズキ)が連続でトップタイムを更新し、リンスが1分34秒320でトップに立った。
アタックはその後も断続的に行なわれていき、トップは次々と入れ替わる。残り9分を切った段階では1分32秒952を叩き出したポル・エスパルガロ(KTM)がトップとなっていた。
一度ピットへ戻っていたライダーもコースに入ってアタックを始めだすと、タイムシートの並びは目まぐるしく入れ替わっていく。ただそれでもポルのタイムを破るライダーは現れない。
残り5分、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がターン14でクラッシュ。ペトルッチはダッシュでコース脇を駆けピットへ向かった。なんとかピットにたどり着いたペトルッチだったが、時間が足りないと判断したかモーターホームへと戻った。
その後もなかなかトップタイムを更新するライダーは出ないままセッション時間はゼロとなった。最終アタックではモルビデリが1分32秒804をマークしトップに浮上。しかし直後にミラーが1分32秒528でそれを上回っていった。
結局ミラーのタイムを上回ってくるライダーは現れずにFP2が終了。2番手は最後のアタックでタイムを縮めたアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)。3番手モルビデリ、4番手は中上という並びとなった。
初日総合タイムではミラー、アレイシ、モルビデリ、中上、ポル、リンス、ブラッド・ビンダー(KTM)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)、ミルがトップ10となっている。
なおグランプリ2日目も雨の予報となっているためFP3がフルウエットとなった場合には、この10名が予選Q2直接進出となりそうだ。
Read Also:
- ポイント剥奪のヤマハ、違反認め制裁受け入れ。原因はレギュレーション把握の誤りと説明
- ビニャーレス、6基目のエンジンを使用。ヨーロッパGP決勝はピットレーンからスタートへ
- MotoGP、2021年の暫定カレンダー発表。全20戦を予定も、”ウィズコロナ”でリザーブも用意
- カル・クラッチロー、右肩靭帯を損傷。LCRホンダ最後の連戦も満身創痍のままに
- 危なくないときも多いだろ! ジャック・ミラー、MotoGPの黄旗減速ルールに憤慨
- エスパルガロ弟の離脱、KTMに悪影響? 経験浅い布陣では“課題”になると技術部門
順位 ライダー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 ジャック ミラー 18 1'32.528 155.823 2
アレイシ エスパルガロ 20 1'32.620 0.092 0.092 155.668 3
フランコ モルビデリ 20 1'32.804 0.276 0.184 155.359 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ビニャーレス、6基目のエンジンを使用。ヨーロッパGP決勝はピットレーンからスタートへ
次の記事 ヤマハへの制裁は“危険な前例”に? ドゥカティ、ライダー処罰なしに疑問呈す
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
最新ニュース

GRセリカ&GRヤリスの2チーム6台体制! トヨタが2027年WRCのドライバーラインアップを発表。勝田残留、ロバンペラとタナクが復帰へ
WRC
WRC WRC 4 分前
GRセリカ&GRヤリスの2チーム6台体制! トヨタが2027年WRCのドライバーラインアップを発表。勝田残留、ロバンペラとタナクが復帰へ

苦難がアントネッリを強くした。相棒”ボノ”が明かす舞台裏「もっと早く尻を叩いてくれって言われたよ」
F1
F1 F1
メキシコシティGP
32 分前
苦難がアントネッリを強くした。相棒”ボノ”が明かす舞台裏「もっと早く尻を叩いてくれって言われたよ」

GRヤリスなのにクーペボディ!? 話題さらったGR YARIS M conceptはS耐岡山で完走。最終戦富士でもエントリー予定
スーパー耐久
S-Tk スーパー耐久 2 時間前
GRヤリスなのにクーペボディ!? 話題さらったGR YARIS M conceptはS耐岡山で完走。最終戦富士でもエントリー予定

メディア対応欠席で罰金のラッセル、ファンへのメッセージで沈黙破る「僕に分かっているのは、全力を尽くしたということだけ」
F1
F1 F1
メキシコシティGP
4 時間前
メディア対応欠席で罰金のラッセル、ファンへのメッセージで沈黙破る「僕に分かっているのは、全力を尽くしたということだけ」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録