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中上貴晶「ベストを尽くしたがスピードが足りなかった」予選15番手からレースで追い上げ目指す

MotoGP第12戦イギリスGPで、LCRホンダの中上貴晶は予選Q1敗退を喫した。決勝レースに向けては、レース中にポジションを上げるチャンスはあるため、ベストを尽くしたいと語った。

Takaaki Nakagami, Team LCR Honda

Takaaki Nakagami, Team LCR Honda

Gold and Goose / Motorsport Images

 シルバーストン・サーキットで行なわれているMotoGP第12戦イギリスGP。その予選でLCRホンダの中上貴晶は15番手となった。

 中上はイギリスGPで初日から好調とは言えない様子で、FP3までの総合タイム順でも15番手。予選はQ1からの出走となっていた。

 迎えたQ1では、後半になって中上もグランプリ中で初めて1分59秒台のタイムをマークするなど、改善を示してきた。しかしライバル達がさらにタイムを縮めてきたため、Q2進出圏内のトップ2には食い込めず……最終的に15番手で予選を終了した。

 予選後プレスリリースにコメントを寄せた中上は、速さが足りなかったと認めつつ、決勝レースで追い上げることを目指してベストを尽くすと語った。

「今日はベストを尽くしましたが、スピードが足りず、ラップタイムも十分ではありませんでした。結局、ダイレクトでQ2に進出できず、Q1で5番手に終わったことで、15番グリッドが確定しました」

「明日は、15番グリッドから追い上げる戦いとなりますが、ベストを尽くします。そのためには、いいスタートを切らなくてはいけません。レースは20周なので順位を上げるチャンスはいくらでもあるはずです。ベストを尽くし、レースで何が起こるか見てみようと思います」

 

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