レースレポート

MotoGP サンマリノGP

MotoGPサンマリノ決勝:バニャイヤ、2戦連続ポール・トゥ・ウィン! バスティアニーニが殊勲の3位初表彰台

MotoGP第14戦サンマリノGPの決勝レースが行なわれた。優勝はドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだった。

編集: 2021/09/20 6:34

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Francesco Bagnaia, Ducati Team

 イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリでMotoGP第14戦サンマリノGPが開催され、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが優勝。前戦アラゴンGPから2連勝となった。

 決勝日はMoto2クラスまで天候が保たれたが、MotoGPクラスはスタート時刻の段階では暗い曇り空となり、降雨も心配された。しかしその懸念も杞憂に終わり、レースを通じてドライコンディションが維持された。

 サンマリノGPはバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)のホーム戦ということもあり、スタート前から2万5千人の観客は大盛り上がりとなった。

 予選では前戦アラゴンGPウイナーのフランチェスコ・バニャイヤが2戦連続でポールポジションを獲得。2番手にはチームメイトのジャック・ミラーが続き、3番手にポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が並んだ。

 全27周のレースが開始されると、PPのバニャイヤがホールショットを奪って先行。ミラー、クアルタラロ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)らがそこに続くが、バニャイヤは1周目だけで後続に1秒以上の差をつけるロケットスタートぶりだった。

 ドゥカティのバニャイヤとミラーのトップ2は序盤から逃げの態勢をとっており、3番手争いが激しく展開されている間に一気にギャップを拡大。4周目に3番手にクアルタラロが浮上した頃には既に2番手のミラーも1秒以上の差を開いていた。

 なお3番手を争っていたホルヘ・マルティン(プラマック)は4周目に転倒。何とかレースへは復帰したが、最終的に12周目にリタイアとなった。

 トップ3はそれぞれがレース中の最速ラップを刻むペースで周回しており、4番手以下との差は開くばかり。その4番手争いの集団では、6周目にマルケスを交わしてルーキーのエネア・バスティアニーニ(エスポンソラマ)が4番手に浮上した。

 8周目にはミラーの走行ラインがワイドになりコースを大きくはみ出すシーンがあったが、この時は同地点でクアルタラロも同じようにラインを外したため、差は縮まったもののオーバーテイクには至らなかった。

 しかしそのミラーとクアルタラロはレース折返しとなる頃にはギャップがほぼ消滅し、テール・トゥ・ノーズ状態。クアルタラロは14周目のターン6でイン側を突くと、あっさりとミラーをオーバーテイク。これでクアルタラロが2番手に上がった。

 追い抜きを許してしまったミラーは、クアルタラロを追撃することができずに3番手を走行。さらにペースが上がらない状況に加え、4番手を走るバスティアニーニがファステストラップを記録する速さを見せていたこともあり、2秒以上あったはずのギャップは急速に縮まり、残り10周となる頃には0.5秒後方にまで迫られる状態となった。

 バスティアニーニのペースは明らかに速く、残り9周のターン13でミラーをオーバーテイク。ルーキーライダーが表彰台圏内に入った。

 バニャイヤは先頭を逃げるも、レース後半になり徐々にクアルタラロが接近。残り5周でその差は1秒となった。

 バニャイヤはタイヤの状態が厳しいかペースが目に見えて落ちている一方で、クアルタラロは依然としてハイペースのまま。1周ごとにギャップが削られていき、残り3周でコンマ3秒差と射程圏内に入った。

 ラストラップ、クアルタラロはテール・トゥ・ノーズの状態でバニャイヤを追走。しかし結局追い抜くには至らず、バニャイヤが最終コーナーを先頭で立ち上がってトップチェッカー。アラゴンGPから2連勝を果たした。

 2位はクアルタラロ。これでランク2番手のバニャイヤとのポイント差は48に縮まったが、2位に入ったことでダメージを最小限に縮めた。3位はバスティアニーニ。2年落ちのドゥカティ・デスモセディチGPながらも、見事な走りで初表彰台を獲得した。

Read Also:

 13番手スタートだった日本人ライダーの中上貴晶は、レースを通じて10番手周辺を走行。最終的に10位でのフィニッシュとなった。またホーム戦のロッシは、17位でレースを終えている。

 サンマリノGPでMotoGPへ復帰したフランコ・モルビデリ(ヤマハ)は18位。同じく復帰戦のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ペトロナス・ヤマハSRT)は完走者中で最下位の21位だった。

 

Read Also:

順位 ライダー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 ポイント 1 Italy フランチェスコ バニャイヤ 27 -       25 2 France ファビオ クアルタラロ 27 0.364 0.364 0.364   20 3 Italy エネア バスティアニーニ 27 4.789 4.789 4.425   16 4 Spain マルク マルケス 27 10.245 10.245 5.456   13 5 Australia ジャック ミラー 27 10.469 10.469 0.224   11 6 Spain ジョアン ミル 27 10.325 10.325     10 7 Spain ポル エスパルガロ 27 13.234 13.234 2.909   9 8 Spain アレイシ エスパルガロ 27 15.698 15.698 2.464   8 9 South Africa ブラッド ビンダー 27 16.129 16.129 0.431   7 10 Japan 中上 貴晶 27 18.519 18.519 2.390   6 フルリザルトを見る

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 アプリリアでの走りはまだまだ発展途上……ビニャーレス「もう少し速く走りたかった。もっと学ばなきゃ」

次の記事 クアルタラロ、サンマリノGP2位に終わるも”限界ギリギリ”のバトルに満足「ライディングを楽しめた」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

最新ニュース



先入観で仕事しちゃだめよ! もてぎ戦で起きたハードタイヤ騒動、チーム&ライダーに教訓残す

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

4 時間前

先入観で仕事しちゃだめよ! もてぎ戦で起きたハードタイヤ騒動、チーム&ライダーに教訓残す



2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」

F1

F1 F1

バーレーンGP

4 時間前

2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」



MotoGP日本GP、無視されていたハードタイヤが実は”最高の”タイヤだった!? 決勝経て評価覆る「驚きだった」「後悔してる」

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

5 時間前

MotoGP日本GP、無視されていたハードタイヤが実は”最高の”タイヤだった!? 決勝経て評価覆る「驚きだった」「後悔してる」



ホンダ・レーシング渡辺康治社長が2027年1月1日付で退任へ。後任は現副社長の安田啓一氏

F1

F1 F1 5 時間前

ホンダ・レーシング渡辺康治社長が2027年1月1日付で退任へ。後任は現副社長の安田啓一氏

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録