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ヤマハ、有望若手ライダー確保にMoto2クラス参画を計画か。マネージングディレクターのジャービス認める

ヤマハのマネージングディレクターであるリン・ジャービスは、若手ライダー育成のため、Moto2クラスへの参入を狙っていることを明かした。

Lin Jarvis

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ヤマハMotoGPのマネージングディレクターであるリン・ジャービスは、motorsport.comの取材に対して、Moto2クラスへの参入を考えていると明かした。

 現在ヤマハは若手ライダーへの育成支援として、VR46アカデミーとの提携によちる“ヤマハ・マスター・キャンプ”を実施している。ジャービスが検討しているプランは、このマスター・キャンプをMoto2クラスへ拡大し、MotoGPクラスを目指すライダーのスキルを向上させるための場所を用意するというモノだ。

 つまりMoto2クラスにおけるKTMとホンダの取り組みを、ヤマハも追随するということだ。

 KTMはMoto2クラスにAjo Motorsportと共同で参戦しているし、ホンダもチーム・アジアとして若手育成チームを送り込んでいる。

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 ホンダとKTMの両者は、Moto2クラスで実際には技術的には関与していない。エンジンはトライアンフによるワンメイクであり、シャシーも製造は行なっていない状況だ。なおKTMは2019年シーズンまではシャシー製造を行なっていたが、現在は両陣営ともカレックスのシャシーを使用している。

 Moto2クラスでチームを運営することの主な目的は、下位クラスから昇格してくる若く才能あるライダーをコントロールすることだ。KTMは特に成果を上げており、Moto2に参戦中のレミー・ガードナーとラウル・フェルナンデスは、どちらも2022年のMotoGP昇格が決定済み。さらにその後任としてはMoto3の新鋭ペドロ・アコスタを昇格させることも決まっている。

 現在に至るまで、ヤマハ・マスター・キャンプはバレンティーノ・ロッシが主催するVR46アカデミーと提携してきた。実際、プロジェクトの正式名はヤマハ・VR46・マスター・キャンプなのだ。

 同プロジェクトは8月にもキャンプが開催されており、そこには5名のライダーが参加している。

 そして第14戦サンマリノGPでは、VR46アカデミーがMoto3クラスにゲストチームとして参加しており、マッテオ・マルテルとエリア・バルトリーニの2名が起用されている。

 しかしVR46アカデミーを主催するロッシは、2022年シーズンから自らのチームがMotoGPクラスへ参戦するにあたって、ドゥカティとの提携を決定している。その点を考慮すると、現在のヤマハとの提携がどうなっていくかは未知数な部分がある。

 ジャービスはmotorsport.comからキャンプについて訊かれると、「ああ、可能性としてはある。我々はマスター・キャンプにMoto2での存在感を与えたいと思っている」と答えた。

 ただこうなると、ヤマハがどういう形でMoto2クラスへと参加していくのか、という点で疑問がある。

 論理的に考えると、既存チームを買収するかパートナーシップを結ぶかということが考えられる。そして2021年限りで撤退を決めたセパンレーシング・チーム(SRT)からチームを買収することも考えられるが、ジャービスはこれを否定している。

 

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