MotoGPプラマック、新スポンサー獲得で“パープル”活かした新カラーリングへ変更
MotoGPへ参戦するプラマックは、第8戦イタリアGPでマシンの新カラーリングを発表。パープルが特徴的なカラーで2022シーズンの残るレースを戦うことになる。
MotoGPに参戦中のプラマックは5月26日にマシンの新カラーリングを発表。第8戦イタリアGPからは装いを一新してレースに臨む。
ドゥカティのサテライトチームであるプラマックは近年、スーパーカーの製造で著名なランボルギーニとのコラボレーションにより、ムジェロ・サーキットで行なわれるイタリアGPで特別カラーリングを施してきた。
2022年のイタリアGPでも特別カラーリングという試みは変わらず継続されたが、今回はランボルギーニの”黄色と黒”によるカラーリングではない。
プラマックは今回、新スポンサーにイタリアの保険会社である”Prima”が就任したことで、同社の特徴的なカラーであるパープルを組み込んだ新たなマシンカラーリングを公表した。
この新しいカラーリングのマシンは、イタリアGPの初日フリー走行で実際にデビューし、今シーズンの残るレースはこの新カラーリングで臨むことになる。
なおドゥカティ陣営ではテストライダーのミケーレ・ピッロが今回ワイルドカード参戦。そのピッロはWSBKで提携しているAruba.itがタイトルスポンサーとなり、マシンにロゴが掲げられる予定だ。
Michele Pirro, Aruba.it Racing Ducati
Photo by: Aruba.it Racing
2023年に向けたライダーズマーケットの動きも活発になっているが、プラマックに現在所属しているホルヘ・マルティンとヨハン・ザルコは、どちらもドゥカティ陣営に留まる可能性が高い。
特にマルティンはファクトリーチームへの昇格をエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)と競っているとされてきた。ただ直近の結果ではバスティアニーニが3勝を挙げる一方で、マルティンはレースで結果を残せていない。
ドゥカティのスポーティングディレクターを務めるパオロ・チアバッティは前戦フランスGPの時点で、マルティンとバスティアニーニの新たな契約について合意に近づいているとmotorsport.comに明かしていたが、どのチームのマシンを走らせるかはまだ決まっていないとしていた。
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