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クアルタラロ「初めてタイトル争いについて考えた」雨に翻弄されたオーストリア、堅実な走りでリード拡大

ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGP第11戦オーストリアGPが雨による難しいレースとなり、初めてタイトルについて考えを巡らせたと語った。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP2021年シーズンのタイトル争いをリードしているヤマハのファビオ・クアルタラロ。彼は第11戦オーストリアGPで、初めてMotoGPタイトルについて考えを巡らせたと語った。

 クアルタラロは予選2番手と上位グリッドからオーストリアGP決勝をスタート。序盤こそ多少出遅れたものの、フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)やマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)らとトップグループを形成して表彰台を争っていた。

 オーストリアGPはスタート時から天候に不安があり、レース後半になると雨が徐々に強まってくる状況だった。

 クアルタラロを含むトップグループは残り4周でマシンを乗り換えるためにピットイン。スリックタイヤでのギャンブルを行なうライダーも見られたため、クアルタラロはここでポジションを落とし、最終的に7位でのフィニッシュとなった。

 彼はレース後、コンディションが悪化していくに伴い、初めて2021年のタイトル争いについて考えたと明かし、スリックタイヤでのギャンブルを選び、リスクを負うことはしたくなかったと説明している。

「正直に言って、チャンピオンシップについて少しでも考えたのは、今回が初めてだった」

 マシン乗り換えについて訊かれたクアルタラロは、そう答えた。

「リスクが凄く大きかったし、バカみたいなクラッシュはしたくなかったんだ」

「マルクがターン1でクラッシュした時、僕もほとんど彼に接触してしまうところだった。それはテレビ映像でも分かっただろう。そう、チャンピオンシップについて考えた瞬間だった。僕は今週(ランキング2番手以下に)34ポイント差をつけてここに臨んだけど、終わって見れば47ポイント差で去ることができている」

「僕らはアドバンテージを得ることができた。ただこれは予想していなかったことだ。今僕らはチャンピオンシップでとても良い位置にいると思う。だからこのままキープしていきたいね」

 なおクアルタラロはこの前戦スティリアGPから、ウエットコンディションでの走りに苦戦していた。レースでもマシン乗り換え後は自信を失ってしまったと認めているが、ドライコンディションでは優勝も狙えたという事実が重要だとも語っている。

「ドライコンディションではフィーリングはかなり良かった。タイヤを十分労ることもできていたから、レース終盤に向けてもっと良くできた可能性があったと思う」

「でもとにかく、ここレッドブルリンクでの僕らのスピードは、ドライコンディションでは優勝を争えるモノだった。僕はそれがとても重要だと思う」

「だから重要なレースになると思う。残るレースは7戦か8戦だったと思うけど、1レース1レースを戦っていくつもりだ。次のシルバーストンは好きなコースのひとつでもあるからね」

 

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