レースレポート

FIA F3 Hungaroring

F3ブダペスト・レース2:ベックマン優勝。トップフィニッシュのビスカール、ペナルティに泣く

F3第3戦ブダペストのレース2は、ダビッド・ベックマン(トライデント)が優勝を飾った。

松本 和己

公開日時: 2020/07/19 8:51

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David Beckmann, Trident and Dennis Hauger, Hitech Grand Prix

 F3第3戦ブダペストのレース2がハンガロリンクで行なわれ、トライデントのダビッド・ベックマンがポール・トゥ・ウィンを飾った。

 F3のレース1は曇天のダンプコンディションで行なわれたが、レース2は小雨が降るウエットコンディション。レース中に雨が強まる可能性もあるという中で、レーススタート時刻を迎えた。

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 22周のレースがスタートすると、ポールポジションのベックマンが順当にトップをキープ。しかし2番手につけたデニス・ハウガー(ハイテック)が各コーナーでラインを変え、果敢に攻撃を仕掛けた。

 ハウガーは2周目のターン2でアウト側からベックマンをオーバーテイク。ファステストを叩き出し、後続とのギャップを2秒ほどまで開いた。

 5周ほど走ると今度はベックマンがハウガーとの差を1秒以内に縮めた。この2台の後方では、3番手のクレメント・ノバラク(カーリン)が後続を抑え、隊列を形成した。

 しかし8周目、リアム・ローソン(ハイテック)にエンジントラブルが発生。ターン1でマシンを止めたため、セーフティカー(SC)が出動した。ローソンはレース1もマシントラブルによりリタイアしており、2日連続でトラブルに見舞われてしまった。

 10周目にレースが再開されると、各所でバトルが激化した。その中で元気が良かったのがベント・ビスカール(MPモータースポーツ)。隊列をかきわけ、6番手から3番手までポジションを上げると、さらに隊列から抜け出しつつあったトップ2台との差を詰めていった。

 レース序盤にイゴール・フラガ(チャロウズ)と接触したことで、ビスカールに5秒のタイムペナルティが出されるが、ビスカールの勢いは止まらず。ベックマン、ハウガーを相次いで攻略し、首位に立って14周目を迎えた。

 後続に5秒のギャップをつけようとプッシュするビスカールだが、ターン3でローガン・サージェント(プレマ)をパスする際にコース外を走ったとして、さらに審議が行なわれることになった。

 2番手はハウガーとベックマンが激しいバトルを続けていたが、その後方からオスカー・ピアストリ(プレマ)が迫り三つ巴に。17周目のターン1ではハウガーとベックマンが軽く接触。ハウガーが失速し、ベックマンが2番手に上がった。これでリズムが崩れたか、ハウガーはピアストリにもオーバーテイクを許してしまった。

 レース終盤、6秒以上のリードを築いたビスカールだが、審議の結果コース外走行でアドバンテージを得たとしてさらに5秒のタイム加算ペナルティが出されてしまう。さらに、20周目にフェデリコ・マルベスティティ(イェンツァー)がクラッシュしたことで、このレース2度目のセーフティカーが出動した。

 これで各車のギャップが詰まり、計10秒のタイム加算ペナルティを抱えたビスカールにとっては絶望的なレース展開となった。

 結局、レースはSCチェッカー。首位でフィニッシュしたビスカールは10秒のペナルティを消化し、17位まで降着となった。

 優勝はベックマン。ポイントリーダーのピアストリが2位、ハウガーが3位となった。

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順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 ポイント 1 Germany デビッド ベックマン Italy トライデント 22 -     15 2 Australia オスカー ピアストリ Italy プレマ 22 1.000 1.000 1.000 12 3 Norway デニス ハウガー United Kingdom ハイテック 22 1.500 1.500 0.500 10 フルリザルトを見る

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