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レッドブル、PU開発凍結が実現しない場合は“F1活動の見直し”も「これは脅しではない」

ヘルムート・マルコは、2022年以降のPU開発凍結を提案するレッドブルのスタンスは“脅し”ではないと語る。

Adam Cooper

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編集: 2021/01/23 10:34

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Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, talks to Helmut Marko, Consultant, Red Bull Racing

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2021年限りでF1活動を終了するホンダのパワーユニット(PU)を、2022年以降も引き続き使っていくことで合意したと認めている。

 しかしながら、それは2022年以降のPU開発が凍結される場合にのみ実現する。レッドブルには、ホンダから受け取ったPUを自社で開発していくリソースがないからだ。マルコは仮にPU開発凍結が実現しない場合、レッドブルが「F1に関して抜本的な見直しをする」と語っている。

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 2026年シーズンには新たなPU規則が導入される予定となっており、それは早ければ1年前倒しされる可能性もある。2022年からPU開発を凍結すれば、各メーカーは新規則に向けた準備に集中することができるが、これについてはここ数ヵ月で議論が続けられてきた。

 メルセデスはこのような開発凍結に賛成する意向を示しているが、一方でフェラーリやルノーは反対している。開発凍結の下で、4社のPUをどのようにして公平に管理するかという点が、今後に向けてのネックとなってくるだろう。

 マルコ曰く、ホンダとの合意はいわゆる“ゴーサイン待ち”の状態であり、FIA側がPU開発凍結を決定することを待っていると語った。

「我々(レッドブルとホンダ)との間では全てが明確になった」

 マルコはドイツの『Auto Motor und Sport』誌に対してそう語った。

「皆スタートラインの前に立っている。しかしFIAがエンジンの開発凍結を書面で証明してくれない限りは、オーケーは出せない」

「我々はFIAの決定を待っている。来週には明らかになるはずだ」

 マルコはまた、F1が支出削減に力を入れていることを考えれば、現在特に制限のかかっていないPU開発を凍結することは理に適っていると主張した。

「我々には予算制限が設けられている。そしてドライバーの給料の減額や制限についても議論がなされている。しかし、ことエンジンに関しては未だ手つかずのままなのだ」

「さらに言うと、新しいエンジン規則が2025年に前倒しされる傾向があるのは明らかだ。今さらこれ以上の投資をしても意味がない」

 彼はさらにこう続けた。

「F1にとって、非常に明確で常識的な判断だ。エンジンの開発凍結は最も重要なことだ」

「いわゆる“セーフティネット”を設けることは確かに簡単ではないだろう。しかし開発を凍結すれば、プロジェクト全体がより扱いやすくなる」

 ホンダのPUを継続使用するという契約が合意に達しなければ、レッドブルとアルファタウリの将来は怪しいものとなるだろうとマルコは言う。

「そうなれば(開発凍結が実現しなければ)レッドブルはF1での立場について抜本的に見直しをしなければいけない。これは脅しではない」

「純粋に知識やコスト上の理由から、エンジンの凍結がこのパワーユニットで続けていく唯一の道だ」

 プランBはあるのか? それについてマルコはこう答えた。

「ノーだ。プランBはない」

 

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