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マクラーレン代表、F1の無線公開に意見「レースコントロールとのやり取りは放送されるべきでない」

マクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表は、チームとFIAのレースコントロールの間で交わされる微妙なコミュニケーションをテレビで放送すべきではないと考えている。

Andreas Seidl, McLaren

Erik Junius

 マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、F1が放送をより面白くするための施策の一環としてスタートした、レースコントロールと各チーム間の無線公開をやるべきではないと考えている。

 F1第21戦サウジアラビアGPでは、赤旗中にマックス・フェルスタッペンのグリッド位置を巡って、F1レースディレクターであるマイケル・マシと、レッドブルのスポーティングディレクターであるジョナサン・ウィートリーが交わした会話が多くの論争を巻き起こした。

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 フェルスタッペンは、1回目の赤旗後のリスタートでルイス・ハミルトン(メルセデス)とバトルし、ターン1でコースオフ。ハミルトンの前をキープしたフェルスタッペンは、コース外走行によりアドバンテージを得たと判断されたが、直後に再度赤旗が出されてレースが中断された。

 レースが中断となっている間、マシはレッドブルに対し、フェルスタッペンがコース上でポジションを譲ることなくレースを再開できるように、リスタート時にフェルスタッペンをハミルトンの後ろの3番グリッドに下げることを提案した。

 これは、スチュワードを介入させずに状況を改善するためのマシの提案に過ぎなかったが、「オファー」といった単語を使ったこともあって、まるで取引が行なわれているように聞こえ、ファンや観衆を混乱させた。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、これをアラブのスークと呼ばれる市場での取引になぞらえていたが、マシはこのような会話はレースコントロールとチームの間ではよくあることだと主張した。

 ザイドルは、そうしたやり取りを公開しないことで、今回の議論は回避できたと語っている。

「今、議論になっているのは、それが発信されているからだと思う」とザイドルは語った。

「以前はそうしたことを聞くことはなかった。それが大きな違いだと思う」

「正直なところ、私はこのやり取りを放送することには賛成ではなかった。なぜなら、安全性などに関することもあり、必ずしも常に放送されるべきではないと思うからだ」

 ザイドルは、このやり取りが放送されることで、その内容にも影響が及んでしまっていると考えている。関係者が、そのメッセージが何百万人ものファンに届くことを意識しているからだ。

「基本的なコミュニケーションのあり方は変わっていないと思う」

「何が変化しているかという点では、放送されることを誰もが知っているので、これまでよりもさらにコントロールされていると言えるだろう」

 
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