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S耐で大クラッシュ喫した高木真一が容態を報告。腰椎と右手首を骨折し木曜に手術

2020スーパー耐久第3戦で大クラッシュを喫した#888 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3の高木真一だが、その後の検査で腰椎と右手首が骨折していることが明らかとなった。木曜日に手術を受けることになり、スーパーGTをはじめ、その後のレース参戦への影響が心配される。

高木真一 Shinichi Takagi(#55 ARTA NSX GT3)

写真:: Masahide Kamio

 岡山国際サーキットで行なわれた2020スーパー耐久第3戦。レース序盤に大クラッシュを喫した#888 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3の高木真一が自身の容態を報告。腰椎と右手首を骨折し、今は安静にしている状態だという。

 ST-Xクラスの4番手からスタートした888号車は、高木がスタートドライバーを担当したが、6周目のバックストレート終わりのヘアピンでまっすぐ飛び出しスポンジバリアに正面からクラッシュした。ほとんど減速できていない状態でクラッシュしたこともあり、マシンのフロント部分は大きく潰れてしまうなど、損傷が大きかった。

 クラッシュ後、高木は意識はあったものの腰などに痛みを訴えており、ドクターヘリで病院に運ばれ、詳しい検査を受けることとなったが、そこからの情報は入ってきていない状態だった。

 そんな中、高木が自身のFacebookページで容態を報告。腰椎と右手首を骨折したことを明らかにした。今は安静にしなければいけない状態だというが、ひとまず元気であることも伝えた。また高木によると5日(木)に手術を控えているという。

 手術後はリハビリに努めることになりそうだが、高木は必ず再起しサーキットに帰ってくると、自身のFacebookページでコメントを寄せた。

「皆様には本当にご心配とご迷惑をおかけする事になってしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これから早期復帰に向けてリハビリに徹したいと思います」

「勝手ではありますが、再起しサーキットで皆様にお会いできる事を目標に頑張りますので、待っていて下さると嬉しいです!」

 ただ、今週末にはスーパーGT第7戦もてぎを控えており、現状を考えると高木の欠場は濃厚。ドライバー交代などの詳細については、まだ情報が入ってきていない。

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