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スズキ100周年の節目にメモリアルなタイトル。鈴木俊宏社長がミルの戴冠に喜び

MotoGP2020年シーズンはスズキのジョアン・ミルがライダーズタイトルを獲得。スズキ株式会社社長の鈴木俊宏が節目の年のタイトルにコメントを寄せた。

World Champion 2020: Joan Mir, Team Suzuki MotoGP poses with his team

写真:: MotoGP

 スペインのリカルド・トルモ・サーキットで行なわれたMotoGP第14戦バレンシアGPで、タイトルに王手をかけていたスズキのジョアン・ミルは7位でフィニッシュ。自身初&スズキにとって20年ぶりとなる最高峰クラスのタイトルを獲得した。

 またバレンシアGPの結果により、スズキはチームタイトルの獲得も決定。今年はスズキにとって創業100周年という記念すべき年であったが、ミルは最高のタイミングでタイトルを獲得したと言えるだろう。

 なおチームタイトルは2002年に創設されて以来、スズキにとって初の獲得だ。

 この素晴らしい結果を受け、スズキ株式会社の代表取締役社長である鈴木俊宏はコメントを発表。2015年に活動を再開したこのチームを誇りに思うと述べた。

■スズキ株式会社 代表取締役 社長 鈴木俊宏

「新型コロナウイルスの影響を受けた厳しい2020シーズンに、MotoGPチャンピオンを獲得したチームスズキエクスター、そしてジョアン・ミル選手を心より祝福いたします」

「今年は『スズキの100周年』という節目に、世界最高峰の二輪レースでチャンピオンを獲得してくれました。二輪事業は先人がはじめ、成長してきた、スズキの主要事業の一つです。これまでスズキを応援し、サポートしてくださったお客様、ファンの皆様、販売店様、そして支援してくださったサプライヤーやスポンサーの皆様、ブリビオをはじめとするチームスタッフ、テストライダーのギントーリ、そして素晴らしい成績を残してくれたリンス、ミル、支えてくれた本社のスタッフに感謝申し上げます」

「2015年にMotoGP復帰以来、数々の苦難を乗り越えて、一年一年着実に成長し、遂にチャンピオンを獲得したこのチームを誇りに思うと共に、次の100年に向けて、よいスタートを切ることができたと考えております」

 

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