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「またSF19に乗れるのが嬉しい!」カルデロン、2ヵ月半ぶりのSF参戦に感慨

2020年のスーパーフォーミュラ第4戦オートポリス。久しぶりの参戦となるタチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)は、週末の走行を前にチームや自身の愛機との再会を喜んでいた。

タチアナ・カルデロン Tatiana Calderon(ThreeBond DragoCORSE)

写真:: Masahide Kamio

 今週末、オートポリスで行なわれる2020全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦を前に、タチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCONSE)が早速サーキット入りし、開幕戦以来となる日本のトップフォーミュラへの参戦を心の底から楽しみにしている様子だった。

 今季は道上龍監督率いるThreeBond DragoCORSEからフル参戦を予定していたカルデロンだが、ル・マン24時間レースやヨーロピアン・ル・マン・シリーズへ参戦する影響で、日本へ再入国してからレースウィークまでに14日間の自主待機期間が確保できなかったため、第2戦岡山、第3戦SUGOともに欠場を余儀なくされていた。

 ただ、11月から日本政府が再入国後の規制を一部緩和し、短期出張などで帰国・再入国した者については14日間の自主待機が免除されることとなった。これにより、カルデロンはようやくスーパーフォーミュラに再び参戦できることとなった。なお、12月に予定されている最終戦の富士まで彼女は日本に滞在するとのことで、ここから4レースは確実に参戦できるという。

 走行セッションを前日に控えたオートポリスに早速やってきたカルデロンは、ガレージに置かれたマシンをみると、噛み締めるように1周にわたって見て回り、時折マシンに触れるなど、開幕戦のもてぎから約2ヵ月半ぶりとなる自身の愛機との再会を心の底から喜んでいた。その後、伊与木仁エンジニアとともにコースの下見に出かけるなど、終日に渡って慌ただしくしている様子だったが、その中でもスーパーフォーミュラのパドックに帰ってこられたことが嬉しいようで、笑みが絶えなかった。

「今年は本当に変則的なシーズンで、渡航制限の関係でスーパーフォーミュラは2レース欠場したけど、残りのシーズンは全部出られる予定。とにかく久しぶりのSF参戦だから、本当に楽しみで仕方がない!」

 ThreeBond DragoCORSEは彼女が欠場を余儀なくされた第2戦、第3戦で塚越広大を代役として起用し、マシンのセットアップを進めてきた。カルデロンもマシンのパフォーマンスがどれだけ上がっているのかを楽しみにしている様子で、自身もシミュレータでオートポリスを事前に練習するなど、出来る限りの準備をしてきたと語った。

「もてぎではすごく良い体験ができたし、特にピットストップができたことはすごく良かった。私が参戦できなかった2戦の間も、チームはさらに進化していて、クルマのパフォーマンスも良くなっていると思う。でも、私自身がスーパーフォーミュラのレースを経験できていないし、オートポリスのコースも初めての経験になるから難しい週末にはなると思う。まずは土曜日の走行でクルマに乗って、セットアップがどこまで進んでいるのかを確かめるのが楽しみだ」

「このレースに来るまでに少し時間があったから、シミュレータでオートポリスの練習はたくさんやった。その後に控えている鈴鹿や富士も練習した。特に鈴鹿は走ったことがないから、そこもチャレンジングな週末になると思う。やっぱり、私の場合は数レースを欠場することになってしまったなかで、周りと戦うのは決して簡単ではないけど、自分が出来る限りのことをやっていくつもりだ」

 開幕戦のもてぎでは、特に決勝レースで周りと遜色ない走りをみせたカルデロン。今回もポイント獲得を狙っていくというが、まずは高いパフォーマンスを発揮するSF19で限界まで攻めていく走りをしたいという想いが強い様子だった。

「(LMP2と比べると)ものすごくステップを踏むことになると感じている。実はSF開幕戦のもてぎの後、ル・マン24時間にそのまま参戦したけど、(SFと比べると)全然グリップしなくて、ある意味ですごくショックだった。こんなにグリップするクルマに久しぶりに乗れるのは本当に楽しみ。特にこのコースはハイスピードコーナーも多いから楽しく走りたい」

「もちろんポイント獲得が目指すべき目標だけど、まずはスーパーフォーミュラの感覚を取り戻してコースにも慣れる必要がある。レースまでにこなさなければいけないステップがたくさんあるけど、それができればポイント獲得の可能性も広がると思う」

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Photo by: Masahide Kamio

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