MotoGP イタリアGP

ヤマハの最高速、改善の道のり長し……「新型フェアリングは問題の方が大きかった」とクアルタラロ

ファビオ・クアルタラロはMotoGPイタリアGPでヤマハが投入した新型のフェアリングについて、問題点があったと明かしている。

Alba Meis

Alba Meis

公開日時: 2022/06/01 8:45

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Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

 MotoGP第8戦イタリアGPで2位となったヤマハのファビオ・クアルタラロ。彼は今回導入された新フェアリングには問題があったと語っている。

 クアルタラロはヤマハに、最高速やパワー面で他メーカーに劣っている点について、何度も改善を求めてきた。ただ2022年もその傾向は代わっておらず、ドゥカティ勢などとの差は大きいままだった。

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 シーズン中はエンジンのアップデートができないため、この問題を解決するのは簡単ではない。しかしヤマハも手をこまねいているだけではなく、イタリアGPではドラッグを低減し最高速を伸ばすことを目的とした新型のフェアリングを持ち込んだ。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

 しかし、クアルタラロは結局レースでは従来型のフェアリングを使用した。曰く、新型フェアリングは最高速が若干伸びることは事実なものの、他の部分でロスが多すぎたという。

「言うまでもないけど、何か新パーツが持ち込まれるときには、良くなることを期待しているものだ。そしてシーズン開幕から、僕はよりトップスピードが乗るようなフェアリングを待っていた」

 クアルタラロはそう語る。

「実際、トップスピードの面ではちょっと良くなっていたよ。でもポジティブな面とネガティブな面を評価しなければならないし、新型フェアリングではネガティブな面のほうが多かったんだ」

「外部から見ると、(新型フェアリングは)サイドポッドがなくなって、(ウイング部分が)小さくなったように見えるだけだろう。でも実際にはバイクが全く別物になっているんだ」

 クアルタラロはこの新型フェアリングに”悩まされた”結果、レースでは従来型を使用することになった。カウル選択には、フロントエンドのフィーリングの違いが大きく作用していたという。

「ここに来る前、最も大きな問題だったのはトップスピードだったから、実際不思議だよ」と、クアルタラロはMotoGP.comに語っている。

「金曜日と土曜日の走行では、トップスピードについて文句は無かった。でもより大きな問題があった」

「僕らは賢明だから、『よし、時速1km速くなったのは良いけど、他の部分でロスが多すぎるから前のやつに戻さないといけないな』と話していたんだ。安全のためにも、戻すという決定は良い物だったと思う。もちろんチームにとってこれは残念なことだけど、従来型が上手く機能していたというのは分かっていたことだからね」

「土曜日はバイクに本当に良いフィーリングが無くて、1周のアタックでも自信は持てなかった。だから基本に戻ったんだ。速さを失っているところがあって、僕はいちばん重要なのはライダーの僕がフロントエンドに自信を感じられることだと思っている。フィーリングが良ければ、速く走れるんだ」

「良いフィーリングではなかった。フェアリングの小さな違いは問題じゃないと思って、従来型に戻す決定をした。トップスピードでは少し劣っている部分があったけど、スリップストリームがあれば、そんなに悪くなかった。去年はすごく速かったしペースも良かった。でも今年はそうじゃなかったね」

「それで従来型を使うことにしたけど、ドゥカティ勢を追い抜いてこの位置でゴールできたこと、2位で20ポイントを稼げてすごく満足だ」

 

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