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コース内外で続く大激戦のタイトル争い。メルセデス代表「常識を持って物事を見ることが大事」

メルセデスのトト・ウルフ代表は、レッドブルがスチュワードから異なる扱いを受けているとヘルムート・マルコが主張したことを受けて、「常識」をもって物事を見ることが重要だと語った。

Toto Wolff, Team Principal and CEO, Mercedes AMG

写真:: Jerry Andre / Motorsport Images

 タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、サウジアラビアGPで複数のインシデントを引き起こし、スチュワードはフェルスタッペンにふたつのペナルティを科した。

 フェルスタッペンはコース外を走行してアドバンテージを得たとして、5秒のタイム加算ペナルティを受けた他、最終コーナー手前でポジションを譲ろうと”不規則な動き”をしてハミルトンの追突を誘発したとして、レース後に10秒のタイム加算ペナルティを受けている。

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコはこれを受け、スチュワードからメルセデスと「同じように扱われていない」と感じていると語った。

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 マルコは、最初の赤旗後のリスタート時にハミルトンがレギュレーションで許されている以上に車間距離をとったり、最終コーナーでフェルスタッペンを押し出すような動きをしたにも関わらず、ハミルトンにペナルティが出ていないことをその理由として挙げている。

 またマルコは、フリー走行でニキータ・マゼピン(ハース)の走行を妨害したにも関わらず、ハミルトンは”お咎めなし”だったことにも不満を持っており、「ここでは、非常に一方的な傾向の判断が下されている」と述べた。

 マルコのコメントについて感想を求められたメルセデスのトト・ウルフ代表は、motorsport.comに次のように答えた。

「今回のマックスに不利だったことを見つけるためには、かなり深堀りする必要がある」

「彼らがなんと言おうと、私にはコメントできない」

「ブラジル(サンパウロGP)では、スプリントレースを前に失格になるなど、我々に対して厳しい判定だと感じた。そこから(優勝まで)カムバックできるなんて、誰が予想しただろうか」

「ルイスは、あのスプリントレースで3ポイント獲得できははずなのに、ポイントを獲得できなかった。そしてそれは貴重なポイントになるかもしれない」

「誰かが物事に対して不満を持つのはいつものことだ。私は自分の偏見を捨てて、常識的に物事を見ようとしている。その場しのぎでは成功しないこともあると思うがね」

 特に最近の数レース、コース内外でスチュワードの審議を受けるようなケースが続いているメルセデスとレッドブル。そしてハミルトンとフェルスタッペンは、全くの同ポイントで最終戦アブダビGPに臨む。

 先にチェッカーを受けた方がチャンピオン。近年まれに見る大激戦が、物議を醸すような決着とならないことを願うばかりだ。

 
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