Blancpain Endurance
フェルスタッペン、GTWCEのチームメイトへの誹謗中傷に声明を発表「ミスは誰にでも起こり得る。個人攻撃が許される余地はない」
マックス・フェルスタッペンは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ最終戦を9位で終えたが、チームメイトのクリス・ルルハムへの誹謗中傷が寄せられていることを受け声明を発表した。
Alex Harrington
公開日時: 2026/10/18 11:40
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#3 Mercedes-AMG Team Verstappen Racing, Mercedes-AMG GT3 EVO: Max Verstappen, Chris Lulham, Ben Barnicoat
写真:: SRO
マックス・フェルスタッペンは、ポルティマオで行なわれたGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ最終戦で同シリーズ初参戦。総合9位、プロカップクラス5位という成績を残した。しかし同時に、チームメイトのクリス・ルルハムを公の場で擁護せざるを得ない状況にも追い込まれた。
フェルスタッペンは忙しいF1スケジュールの合間にGTワールドチャレンジ・ヨーロッパへ参戦。自身のレーシングチーム”フェルスタッペン・レーシング”の一員としてルルハム、ベン・バーニコートと組んでメルセデスAMG GT3を駆った。
レース中には多くのドラマがあったが、レース後にはソーシャルメディア上で望ましくない騒動が起こった。ルルハムはレース中のミスで非難を浴びたのだ。
レースを終えたフェルスタッペンは、このネット上の誹謗中傷に対して反論した。
セットアップ調整でミスを冒し、車高が低すぎる状態で予選を戦ったフェルスタッペン・レーシング3号車は、予選を15番手で終えた。
「全体的に見れば、まずまずの週末だった」とフェルスタッペンはレース後に語った。
「残念ながら、予選でマシンのセットアップを間違えてしまい、パフォーマンスを発揮するには火花が散りすぎる状態になっていた」
チームは決勝に向けてマシンのセットアップを変更し、その判断が功を奏した。3号車はレース序盤からトップグループに迫るペースで走り、徐々にポジションを上げていった。
「結果として、本来いるべき位置で予選を終えられなかった。決勝に向けてセットアップを調整すると、競争力が大幅に向上した」
「ベンは素晴らしい第1スティントを走り、スタート直後の混乱をうまく避けながら、マシンを前方へと押し上げてくれた。クリスもスティントの序盤から非常に良い走りを見せ、好位置につけていた」
そうレースを振り返ったフェルスタッペン。ところが、彼がステアリングを握る前に、3号車のレースは良くない方向に転がった。
レース中盤には6番手まで浮上していた3号車だったが、48号車ウィンワード・レーシングとの5番手争いの中で接触し、48号車はスピン。3号車はドライブスルーペナルティを受けた。この時にステアリングを握っていたのが、ルルハムだった。
レース残り45分でフェルスタッペンがマシンに乗り込んだ段階で、3号車は24番手まで後退していた。
「残念ながらその後、前を走るマシンに対して少しチャンスを狙いすぎた動きがあり、当然ながら妥当なドライブスルーペナルティを受けた。そのため、自分は24番手からスティントをスタートしなければならなかった」
「それでも楽しかったし、マシンのペースは非常に良かった。前に出るために周囲を追い上げるなか、あちこちで混乱が起きていて、本当に慌ただしい展開だった」
セーフティカーが出たこともあって、フェルスタッペンは猛烈な追い上げを開始。残り17分というところで、プロクラスの隊列に追いつくと、圧巻のオーバーテイクショーを展開。10分ほどで6台を料理してみせた。だが前との差が開いていたこともあり、挽回はそこまで止まり。最終的に9位でレースを終えた。
「最終的に9位でフィニッシュできたのは、ドライブスルーペナルティからの挽回を考えれば、非常に良かったと思う。望んでいた結果ではなかったものの、多くのことを学べたし、全体としては前向きな週末だった」
そう総括したフェルスタッペンはオースティンに向かい、アメリカGP、メキシコシティGP、サンパウロGPの3連戦に臨むことになるが、ポルトガルを離れる前にSNS上で批判の標的となったルルハムを擁護することになった。
ライブ配信の視聴者コメントの他、XやInstagramにも批判は広がった。レース後のライブ映像では、ルルハムがフェルスタッペンに謝罪する姿も見られた。
これを受け、フェルスタッペンはInstagramに声明を投稿した。
「エキサイティングな週末だった! ポルティマオで自分たちのGT3マシンを走らせることができて、とてもうれしかった。浮き沈みはあったけれど、チームとして多くのことを学べた」
「クリスがレース後に受けている誹謗中傷や嫌がらせについても、声を上げる必要があると感じている。コース上で起きたことについて、誰もがそれぞれの意見を持つのは構わない。でも、個人攻撃は許されることではない。クリスは非常に良いスティントを走ったし、ミスは誰にでも起こり得る」
「スポーツの世界であろうと、それ以外の場所であろうと、このような暴言や嫌がらせが許される余地はない」
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