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2度の迷子に3度のパンク……ローブ、受難のダカール初日を乗り越え「それほど時間を失わなかった」

2021年のダカールラリーに挑戦しているセバスチャン・ローブは、ステージ1を振り返り、ナビゲーションミスやパンクに見舞われたと語った。

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2度の迷子に3度のパンク……ローブ、受難のダカール初日を乗り越え「それほど時間を失わなかった」

 9度のWRC王者であるセバスチャン・ローブは、2019年以来となる5度目のダカールラリーに挑戦しているが、2021年のダカールは初日からトラブルに見舞われることになった。

 ローブは長年のコドライバーであるダニエル・エレナと共に、プロドライブが運営する新チーム『バーレーン・レイド・エクストリーム』(BRX)からダカールラリーに参戦している。

 しかし、ローブにとってジェッダ-ビシャ間で行なわれたステージ1は、良い結果にならなかった。277kmのステージ序盤で2度ルートを見失ったローブは、ライバルたちに対して15分近く遅れてしまった。さらにステージ残りの部分で3度のパンクに見舞われてしまったローブは、最終的にトップから22分遅れの総合17番手に沈んでいる。

 この日の総括について、ローブはmotorsport.comに次のように語った。

「僕たちの戦略は、スタートからアタックしてタイムを取り戻すことだったけど、15kmを過ぎたあたりでルートを見失ってしまったんだ」

「僕たちは15分間、正しい道を探して右往左往していた。直感的にUターンしてやり直そうとしたら、山道でスタックしてしまったんだ。ちょっとイライラしたけど、それが功を奏した」

「他のクルマの砂埃が立っている、正しい道を見つけたんだ。複雑な状況だったから、もう一度迷子になったと思う。その後ステファン(ペテランセル)が僕たちを追い越していった。彼は14番手からスタートしていたけど、僕たちは10番手だったんだ!」

「南米のダカールで使っていた(プジョーの)バギーに乗っていた時のペースに比べれば、かなりスムーズに走れていた。だから最初の2回のパンクにはかなり驚いた。その後はさらにスムーズに走れていたけど、さらに80kmいったところで3度目のパンクをしてしまった。途中で大きな岩があって危険な地形に差し掛かったんだ」

「正直に言って、とても大変な3時間だった。でも色々な問題があったことを考えると、それほど時間をロスしなかった。1時間は遅れたんじゃないかと思っていたんだ。全体としてはタフだったよ」

 ローブとWRCでチームメイトだったこともあるカルロス・サインツがオープニングステージを終えて総合首位、そしてペテランセルが2番手と、X-raid Mini勢がワンツーとなっている。

 BRXのもう一台であるナニ・ローマは、サインツと9分以上の差があるものの総合6番手。TOYOTA GAZOO Racingはジニエル・ド・ヴィリエールの8番手が最上位だ。

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この記事について

シリーズ Dakar
イベント Dakar
ドライバー セバスチャン ローブ
執筆者 Rachit Thukral