角田裕毅、アルファタウリからアブダビテスト参加が決定。F1参戦に更に近づく?
レッドブル、そしてホンダの育成ドライバーである角田裕毅がF1最終戦アブダビGP後に行なわれるヤングドライバーテストにアルファタウリから参加することが発表された。
レッドブル、そして彼らにパワーユニットを供給するホンダの育成ドライバーである角田裕毅。8日(火)に、その角田が12月15日に行なわれる予定のF1アブダビテストに参加することが発表された。
2020年のF1最終戦アブダビGP終了後に予定されている同テストは、F1でのレース経験の少ない若手ドライバーを対象として開催が予定されているモノ。
角田は先日行われたFIA F2シリーズ最終戦で、レース1は優勝、レース2では2位表彰台を獲得。年間ランキング3位でシーズンを終え、F1参戦に必要なスーパーライセンス発給に必要なポイントを獲得した。
彼は既にプライベートテストでアルファタウリの2018年型のマシンを走らせていたが、アルファタウリのフランツ・トスト代表はその際の角田の走りが、ヤングドライバーテストでの起用に繋がったと説明した。
角田は同テストで2020年型のF1マシンを走らせることを楽しみにしており、自身の成長につなげたいと語っている。
■角田裕毅
「今回、アルファタウリのマシンでヤングドライバーテストに参加できることをとても楽しみにしています。11月のイモラサーキットでのテストでは、2018年型のF1マシンを使用しましたが、今回は他のチームと一緒に走る公式テストで2020年型マシンに乗ることになるので、本当に待ち遠しく感じています」
「また、このテストのために準備を整えてくれたアルファタウリと、テストの機会を与えてくれたレッドブルのヘルムート・マルコ氏にはとても感謝しています。テストではチームの指示に従ってプログラムを消化し、エンジニアに的確なフィードバックを返すことにフォーカスしていきます。もちろん、今回のセッションの中で学べることをすべて吸収し、確実に自身の成長につなげたいとも考えています」
■フランツ・トスト代表
「先日のイモラでのテストで、角田選手は非常に早くマシンについて習熟を深め、ラップごとにコンスタントに成長していく姿を見せてくれた。そのことが、今回我々がヤングドライバーテストに彼を乗せる決め手になっている」
「今回のテストでも、彼が一日を通して成長を見せてくれると思っている。また、2020年型のマシンであるAT01をドライブするので、彼のフィードバックがチームにとっても有益なものになるだろうと期待している。レッドブルのドライバープログラムが今回のように良いドライバーを輩出できていることは素晴らしいことだし、彼は今回のテストでもその才能を見せてくれると思っている」
Be part of Motorsport community
Join the conversation記事をシェアもしくは保存
Top Comments
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。