アロンソ、F1休暇前から思い描いていたル・マンやデイトナへの参戦「F1によって新たな挑戦への時間が失われていた」

今季アルピーヌからF1復帰を果たしたフェルナンド・アロンソは、一度F1引退するまでは、F1に参戦することで、世界耐久選手権(WEC)やデイトナ24時間などの新たな挑戦をする時間が失われていると感じていたようだ。

アロンソ、F1休暇前から思い描いていたル・マンやデイトナへの参戦「F1によって新たな挑戦への時間が失われていた」

 今季アルピーヌからF1復帰を果たしたフェルナンド・アロンソは、一度引退する前から世界耐久選手権やデイトナなどF1以外のレースシリーズへの参戦を考えており、F1に参戦することで新たな挑戦をする時間が失われていると思っていたと明らかにした。

 2005年と2006年に2度のF1世界チャンピオンに輝いたアロンソは、2015年から4年間在籍したマクラーレンでは一度も表彰台を獲得することなく2018年末にF1から去った。

 アロンソはToyota Gazoo Racingの一員として、中嶋一貴らと共にWEC(世界耐久選手権)ル・マン24時間レースを2度制し、2017年に続き2020年にもインディ500に参戦するなど、世界3大レースを制する「トリプルクラウン」の達成を目指していた。

 また、アロンソはToyota Gazoo Racingからダカール・ラリーにも参戦し、2019年にはデイトナ24時間を小林可夢偉らと共に制した。

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 しかし、アロンソは、2年に及ぶ“F1休暇”の末、古巣ルノー(現アルピーヌ)と2年契約を結び、今季からF1復帰を果たした。以前彼は、想像以上に復帰を楽しめていると語っていた。

 復帰後のF1を楽しめている訳を聞かれたアロンソは、それまで参戦したくても出来なかった他のレースシリーズを経験できたことを理由に挙げた。

「この件に関しては、大きな要因がふたつある」とアロンソは言う。

「ひとつは、18年にわたってF1で全力疾走してきた僕には、2年間F1から離れるのは必要なことだったと思う。あまりにも過酷だったこともあった」

「ル・マンやデイトナ、世界耐久選手権へ参戦する可能性を考えていた。幸せや自由を掴み、楽しむために、僕はそれらに参戦してチェックボックスを埋める必要があった」

「こうした挑戦をする前、つまり2018年から前の数シーズンでは、F1によって(他のシリーズへ)チャレンジする時間を失っていると考えていた。だから、こうした挑戦を終えて、ある意味僕はここ(F1)で毎週末を自由に楽しめている」

 アロンソは、復帰を楽しめているふたつ目の要因として、アルピーヌにうまく溶け込んだことを挙げた。アロンソにとってアルピーヌ(旧ルノー)でのF1復帰は、イギリス・エンストンに本拠地を置くチームでの2003年〜2006年、2008年〜2009年に次ぐ第3スティント目となる。

「ふたつ目はチームだ。このチームは素晴らしいと思う」とアロンソは言う。

「今の僕らがどんな雰囲気に包まれているか、チームやエンストン(シャシー開発拠点)、ヴィリー(シャティヨン=パワーユニット開発拠点)のみんなのモチベーションどれだけ高いか。みんながどの様に週末に挑むか、ある週末での小さな成功へどう取り組むか、別の週末の悪い瞬間へどう対応するかが分かるだろう」

「僕らは同じ目標に向かって団結している。これが毎週とても良い気分にさせてくれる」

 

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