アロンソ、期待寄せるラッセルとの10位争いに複雑な心境「彼とのバトルは少し悲しかった」

アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1オーストリアGPの10位を巡ってジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)とバトルしたことについて「少し悲しかった」と振り返った。

アロンソ、期待寄せるラッセルとの10位争いに複雑な心境「彼とのバトルは少し悲しかった」

 F1第9戦オーストリアGPは、ウイリアムズのジョージ・ラッセルにとってポイント獲得の最大のチャンスだったと言える。ラッセルはミディアムタイヤで予選Q2を突破、8番グリッドから決勝に臨んだのだ。

 オープニングラップでは接触を避けるために減速したことで、12番手まで後退したラッセルだったが、1ストップ戦略でレースを戦い、53周目に10番手に浮上。ポイント圏内でフィニッシュを目指した。

 しかし残り10周を切ったところで、14番グリッドからスタートして少しずつポジションを上げていたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がラッセルに追いつき、2台が激しいバトルを展開した。

 ラッセルは何度もアロンソの攻撃を防ぎ、横に並びかけられても気迫の走りでポジションを守っていたが、残り3周というところでオーバーテイクされ、11位でチェッカーを受けた。

 ラッセルはレース後、「アロンソと互角に戦えたことはうれしいが、ウイリアムズとアルピーヌにはペースに差があり、2度のF1ワールドチャンピオンに抜かれるのを止めることはできなかった」と語った。

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 アロンソは以前からラッセルを高く評価しており、将来のワールドチャンピオンだと公言している。そんな期待の若手とのバトルについて訊かれると、アロンソは笑顔を見せたが、少し寂しさのような感覚を覚えたという。

「とても激しい戦いだった。残念ながら1ポイントしか獲れなかったが、チャンピオンシップを争う最終ラップのような感覚だった」

「この1ポイントは、彼にとっては金メダルなようなモノだろう。14番手からスタートした自分たちにとってもそうだった。素晴らしかったね」

「ある意味ジョージを見て、彼とバトルをしていた時は、少し悲しい気持ちになった」

「もし将来的に彼がメルセデスに移籍したら、表彰台に立ち、優勝争いをする機会があるはずだと思う」

「今日は楽しかった。14番手からの1ポイントは予想外だった。今朝のシミュレーションでは、10位よりも少し悲観的な結果だった」

 アロンソは予選Q2でトラフィックの影響でアタックが台無しとなり、予選を14番手で終えていた。見事な挽回で4戦連続でポイントを獲得したアロンソは、マシンの競争力に見合ったグリッドからレースを戦えていたなら、5~6位に入ることが出来ていたはずだと語った。

「今日のレースは、ペースがとても良かった」

「マシンのパフォーマンスが良かったのは昨日(の予選)だけではない。この週末は、さまざまな理由で競争力が高くなっていたようだ」

「実際のポジションからスタートしていれば、5位か6位は可能だったと思う。1周目に11番手、12番手でも8位か7位でフィニッシュできたのだから、ポジティブな結果になっていたはずだ」

 
 

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