アロンソ、バルセロナでF1テストを実施? ルノー代表「彼はまるで血に飢えたサメだ!」
フェルナンド・アロンソは、ルノーからのF1復帰が決定して以来初のテストを、バルセロナで行なうことになったようだ。
Fernando Alonso, Renault F1 Team
Renault
2021年に、ルノーからF1復帰を果たす予定のフェルナンド・アロンソ。チームは正式には認めていないものの、バルセロナのカタルニア・サーキットでテストを実施する予定があるようだ。
アイフェルGP後に、テストを実施するかどうか訊かれたルノーのマネージングディレクター、シリル・アビテブールは「申し訳ないが、肯定も否定もできない」と答えた。
一方、カタルニア・サーキットの広報担当者はmotorsport.comの取材に対し、「火曜日にトラック上でのアクティビティがあるものの、クライアントに関しては守秘義務がある」とコメントしている。
アロンソは、PR活動用の映像を撮影するフィルミングデーを活用し、現行マシンで走行を行なうと見られている。
しかし、フィルミングデーの走行は100kmまでに制限される。合わせて2018年以前の旧型マシンも持ち込めば走行距離制限の対象とならないテストを実施できるが、ルノーがそれを行なうかどうかは不明だ。
アロンソはここ数週間、エンストンにあるルノーのファクトリーでエンジニアたちと過ごし、来季のF1復帰に向けて準備を進めている。
アビテブールはアロンソのテストについては認めなかったものの、アイフェルGPの週末にアロンソからメールをもらったと明かした。アロンソはチームの状況を注意深く見守っているという。
「レース前、レース中、レース後に(アロンソから)メッセージを受け取った」
そうアビテブールは語った。
「彼の関心の高さは印象的だ。彼がチームに加わった当初、そして彼の起用を発表した際など、2022年についてのコメントがほとんどだった」
「シーズンが進み、チームやマシンが進歩すると共に、彼は2021年のことに興味を持ち始めたんだ。フェルナンドはまるで大きなサメだ。血の気配を感じるとすぐにアタックしたくなる。私が見たのは、飢えたサメなんだ」
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