意地のファステストで2位「メルセデスと戦えるようプッシュを続ける」とフェルスタッペン
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2位となったアイフェルGPはポジティブな結果だったとして、これからもメルセデスと戦うためにプッシュを続けると語った。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
F1第11戦アイフェルGPはホンダが2021年限りでのF1活動終了を発表してから初めてのレースとなったが、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは見せ場も作りながら2位でフィニッシュした。
フェルスタッペンは実質的な走行初日となった土曜日から速さを見せ、予選Q1をトップ通過。Q2も2番手で突破し、Q3最初のアタックでもトップとなった。最終的にはポールのバルテリ・ボッタス(メルセデス)と0.293秒差の3番手となったが、2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)とは0.037秒という僅差だった。
迎えた決勝でも、フェルスタッペンは異次元の速さで周回するメルセデスの2台にただひとり食らい付き、上位3台が4番手以下を大きく突き離す展開となった。その後ボッタスのリタイアによって2番手に浮上したフェルスタッペンは、最終的にハミルトンに次ぐ2位で終わったものの、ファイナルラップにはファステストラップを更新するなど、意地の走りを披露した。
レース後フェルスタッペンはプレスリリースの中で、今回のアイフェルGPがポジティブなものだったと語った。
「今回のレースは全体としてポジティブな週末になった。ロシアGPに続き2位表彰台を獲得できたことは喜ぶべき結果だと思う」
「レースでは前を走るハミルトンにできるだけ近づきながら走るようにトライしたけど、彼と戦うほどの速さはなかった。それでも、全体的なパフォーマンスはよかったと思っている」
「今週末は車体として一歩前進できたことをうれしく思っているけど、まだまだ改善が必要だ。毎週末メルセデスといい戦いができるよう、さらにプッシュを続けていくよ」
「レース途中でのセーフティカー出動後の再開時は、低い外気温により僕のマシンのタイヤが冷えていたのに対して、後続のマシンは周回遅れを回復するために走行してタイヤが温まった状態だったので、簡単ではなかった。それでもなんとか彼らを抑え、前を走るハミルトンに食い下がっていこうとトライした。もちろん、ファステストラップを獲得し、追加の1ポイントを取れたこともうれしく思っている」
今回のレースで3位に入ったのは、ルノーのダニエル・リカルド。レッドブル時代はフェルスタッペンのチームメイトでもあったリカルドは、ルノー移籍後初となる表彰台を獲得したが、フェルスタッペンはそんな彼を祝福した。
「リカルドが表彰台を獲得できたこともよかったと感じている。彼は素晴らしいドライバーだし、彼にふさわしい結果だと思う」
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