ハジャー、ルクレール相手のディフェンスは「ちょっとやり過ぎだった」と認め謝罪。それよりもペース不足を問題視
レッドブルのアイザック・ハジャーはF1カナダGPで移籍後自己ベストの5位を記録。シャルル・ルクレールとの危うい瞬間については申し訳ないと語っている。
F1カナダGPの決勝でアイザック・ハジャー(レッドブル)は5位フィニッシュ。レース中はシャルル・ルクレール(フェラーリ)とクラッシュ寸前の危ういシーンがあり、その点でルクレールには申し訳ないと語っている。
ハジャーは予選7番手からレースに臨むと、ピットストップ後はルクレールと4番手を争った。
そしてレース中盤、バックストレートで後ろからルクレールに迫られた際、ハジャーは激しいディフェンスで進路を塞ぎ、ルクレールがそれを回避しギリギリで芝生に落ちるのを避けた場面があった。
その後はルクレールを抑え切ることができず4番手を空け渡したハジャーは、複数回の進路変更が理由となり10秒のタイムペナルティが科された。ただハジャーは6番手以下に大きく差をつけていたため最終的な5位という結果は変わらなかった。
「ちょっとやり過ぎだった。わざとやったわけでもなかった」
ハジャーはそう釈明した。
「彼がどこへ向かっているのか分からなくなってしまったんだ。もちろん芝生に押し出すつもりなんてなかった。彼はすごくクリーンなドライバーだからね。だから、自分でも少し馬鹿げていたと思って謝ったよ」
ルクレールも、その瞬間はかなり危険だったと認めている。ただライバルを長く責めることはなかった。彼はハジャーがすぐに謝罪したことを評価し、すぐに気持ちを切り替えている。
Charles Leclerc a vite pardonné Isack Hadjar.
Photo de: Alessio Morgese / NurPhoto via Getty Images
「ペナルティは妥当だと思う」とルクレールはCanal+に語った。
「少し近過ぎたね。アイザックも謝っていた。でもこういうことは起こるものだ。このマシンでは判断が難しいんだ。スピード差がかなりあるし、ミラー越しだと実際にはどれだけ見えていないか分からないからね」
「彼は僕が来ているのを見て、自分が少しやり過ぎたことに気づいたんだと思う。でも、こういうことは起こるし、僕自身も過去に経験したことがある。だからそういうものだよ。かなり際どかった」
「レースを完走できて良かった。そして正直に言えば、こんなに悪い週末で4位フィニッシュできたのは奇跡みたいなものだ。というのも、自分としては週末を通して一度もマシンの感触を掴めなかったからだ。ルイス(ハミルトン/チームメイト)はもちろん週末を通して素晴らしかった。でも僕は苦しんでいた。本当に、本当にタイヤを温めるのに苦労していたんだ」
ハジャーは前述のペナルティに加え、黄旗中の減速が十分ではなかったとして、ストップ&ゴーペナルティも科された。ただそれも最終結果に影響を及ぼすことはなかった。
ペナルティについてハジャーは異論はないとしているが、ペースを発揮できなかったこともあり、レース内容には満足できていないという。
「どこでペースを失ったのか本当に分からない。実際、かなり苦戦している感覚があったからね。昨日はマシンにすごく良い感触があったのに、今日はとても運転が難しかった」
「ある意味、FP1に戻ったみたいな感覚だった。運転していて気持ち良くなかったし、本当に限界まで踏ん張る必要があった。最初の数周は快適だったけど、その後彼らがギャップを広げていき、僕はそのペースについていけなかった。昨日は簡単についていけていたのに、今日は全く分からない」
「今日は(タイヤの)デグラデーションはゼロだった。ラップタイムを維持するのは簡単だったし、一貫性もあった。でも彼らがペースを上げてくると、自分にはその速さがなかったように感じた。本当に理由が分からないよ」
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