モナコGPでレッドブルの弱点が浮き彫りに? フェルスタッペン「”予備の背中”を注文しておかなくちゃ!」
マックス・フェルスタッペンは、レッドブルがバンプや縁石に苦戦し続けていることから、モナコGPでは予備の背中が必要になるかもしれないと冗談を言った。
写真:: Mark Thompson / Getty Images
ここ数年、レッドブルにとってバンプ(路面の凹凸)や縁石の乗り越えが大きな弱点となっている。そのためマックス・フェルスタッペンは、モナコGPでは”予備の背中”を用意しておかないといけないと語った。
「路面がでこぼこしている場所はどこも、僕たちにとっては難しいだろう」とフェルスタッペンは前戦カナダGPでMotorsport.comを含むオランダのメディアに語った。
「それは、現在の僕たちのマシンのコンセプトに関係している。バンプへの対応とダウンフォース量とのバランスを取るために、どのようなセットアップを施すかという問題なんだ」
「まだ最適な状態にはなっていない。マイアミでは少し良くなったけれど、あそこはそれほど路面が荒れていなかった。だから僕たちにとって適切なセットアップを見つけるのが簡単だった」
カナダGPでは、特に予選で縁石を積極的に使うことが重要だった。しかし、市街地コースのモナコでは、その課題はさらに大きくなる。
モナコGPの話題になると、フェルスタッペンは笑いながらこう語った。
「ああ、きっと最高だろうね。新しい背中を注文しなきゃいけないと思うよ!」
レッドブルが今年もこれまでと同様、乗り心地の問題に苦しんでいることは注目に値する。
グラウンドエフェクト時代には、マシンを極端に低く、硬い足回りのセッティングで走らせる必要があったため、この問題は特に顕著だった。しかし現在のレギュレーションでは、車高への依存度は以前ほど高くない。
フェルスタッペン自身も、レッドブルの弱点がここまで長く残っていることに驚いている。
「原因が正確に分かっていればいいんだけどね。いくつか考えはあるし、これからそこに取り組んでいくつもりだ」
Foto door: Guido De Bortoli / LAT Images via Getty Images
当然の疑問は、それがいつ解決できるのかということだ。特にフェルスタッペンが示唆するように、それがRB22の根本的な設計思想に関係しているのであればなおさらだ。
Motorsport.comがチーム代表のローレン・メキーズに対し、「今季中に解決できる問題なのか、それとも2027年マシンまで待たなければならない構造的な問題なのか」と尋ねると、彼はこう答えた。
「現時点で、2026年中に解決できないと考えている問題は何もない」
メキーズはさらに、技術陣にとってこれは非常に難しいバランス作業だと説明した。
レッドブルは単に乗り心地の問題を解消したいのではなく、ラップタイムを犠牲にすることなく改善したいと考えている。特定のサーキットだけで速いマシンではなく、あらゆるコースで競争力のあるパッケージを目指しているからだ。
「ファクトリーでは、問題を解決するだけでなく、ラップタイム向上にもつながる解決策を見つけるために、あらゆる分析が行なわれている」
「問題そのものを解決するだけなら、おそらく比較的簡単だ。しかし、それではマシンが遅くなってしまう可能性がある。だからこそ、問題を解決しながらラップタイムも向上させなければならない。それが複雑なところなんだ」
それでもメキーズは、今季中にさらなる前進が可能だと確信している。その成果は、シーズン後半戦の市街地サーキットが舞台であるアゼルバイジャンGP、ラスベガスGPで大きな価値を持つかもしれない。
「我々は複雑な問題が大好きなんだ。そういう課題はたくさん抱えている」
「そして、シーズン序盤からかなり根本的な問題を解決してきたのと同じように、これからもさらにいくつかの課題を克服できると確信している」
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