速報ニュース

F1

躍進の立役者になるか? アルファタウリ、来季からレッドブルの風洞を共用

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、姉妹チームのアルファタウリが2021年からレッドブルと風洞を共用することで、大きな後押しになるだろうと考えている。

Adam Cooper

Adam Cooper

編集: 2020/09/19 5:27

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Daniil Kvyat, AlphaTauri AT01

 スクーデリア・アルファタウリは、現在独自で風洞設備を保有し、マシンの開発等に活用している。しかしこの風洞は、50%スケールの実験モデルに対応した規模。他チームが使っている60%スケールに比べれば、その精度という面では劣るということになる。

Read Also:

 しかし来年から効力を発揮する風洞の利用制限レギュレーションでは、レッドブルが自らの研究開発のために風洞を稼働させることができる時間が著しく制限されるため、残りの時間をアルファタウリが使うことができるようになる。つまり、アルファタウリは60%スケールのモデルで実験を行なうことができるようになるため、その精度を大幅に向上させることができる可能性が高まるということになる。

 今年の初めの段階で、アルファタウリのテクニカルディレクターであるジョディ・エジントンがそういった動きがあることを示唆。そして今では、それが実際に可能だということが確認された。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、今ではアルファタウリは、ジュニアチームではなく姉妹チームになっていると強調。風洞設備を共用することは、その一環であると語った。

「アルファタウリは、今年に向け名称を変えたチームだ」

 ホーナーはそう語った。

「彼らの願望は、トロロッソ時代のそれを超えていると思う」

「レギュレーションの範囲内で、相乗効果となるプロジェクトがある。例えば風洞の共有は、来年初めて行なわれる予定だ。これは財政的な理由からも、完全に理に適っている」

「アルファタウリは、我々が使っているツール、同じサイズの実験モデル、機器、そして風洞を使うことになる。それが、彼らの開発に役立つといいね。2022年のマシンは、特に大きな変化になるのだから」

「今ではレギュレーションが明確になり、何が許され、何が許されないかという観点から、グレーゾーンも排除された。それによって、アルファタウリが恩恵を受けることができるだろう」

 アルファタウリのチーム代表であるフランツ・トストも、この変更がポジティブなモノであることに同意し、2チーム間の相乗効果によるメリットを享受できると強調した」

「現在のところ、50%サイズの風洞を使っているのは我々のチームだけであり、レッドブルの風洞は60%だ」

 そうトスト代表は語る。

「60%のスケールモデルを使えばはるかに有効な測定を行なうことができるため、明らかにメリットになる」

「相乗効果のプロセスは、この数年間資金を節約し、パフォーマンスを向上させることに繋がった。なぜならレッドブル・テクノロジーは、技術的基準から見て、非常に高いレベルにあるのだ」

 トスト代表も、アルファタウリはすでにジュニアチームではないというホーナー代表の意見に同意する。

「我々のチームは、この数年で成長していると思う。より優れたパフォーマンスを発揮できるようになり、信頼性が増した。レッドブル・テクノロジーとの協力は非常に重要で、ポジティブなことだ。相乗効果のプロセスは、レギュレーションの範囲内で多くのメリットをもたらすのだ」

「我々はアルファタウリというブランドのアンバサダーであるため、良いパフォーマンスを示す必要がある。そうでなければ、アルファタウリとしてF1にいる意味がない」

 なおタイヤサプライヤーであるピレリは、各チームに走行用のタイヤだけではなく、風洞実験用のスケールダウンしたタイヤも供給している。そのため現在は、アルファタウリのためだけに、50%サイズの風洞用タイヤを製造しているわけだ。ただアルファタウリも60%スケールになることで、ピレリにかかる負担も軽減されることになるはずだ。

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 メルセデスF1を買収との噂も……INEOSとは一体何者なのか?

次の記事 ハイダウンフォースのサーキットでも、ルノーは強くなった……リカルドの自信

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from

レッドブル



負傷についてついに口を開いたハジャー「次ボクシングするなら、もうちょっと頭を使って戦いたい!」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

6 時間前

負傷についてついに口を開いたハジャー「次ボクシングするなら、もうちょっと頭を使って戦いたい!」



レッドブルのマシン劣化問題に解決の糸口「改善できる領域を具体的に特定できるようになってきた」しかし来季の完全解決はない?

F1

F1

アゼルバイジャンGP

17 時間前

レッドブルのマシン劣化問題に解決の糸口「改善できる領域を具体的に特定できるようになってきた」しかし来季の完全解決はない?



復帰戦でいきなり3位のハジャーを、レッドブルも称賛。“激情型”から卒業して精神的にも成熟?「さまざまな面で成長している」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 日前

復帰戦でいきなり3位のハジャーを、レッドブルも称賛。“激情型”から卒業して精神的にも成熟?「さまざまな面で成長している」

最新ニュース



フェルナンド・アロンソ、アストンマーティンとの契約を2027年まで延長。将来に関する憶測に終止符

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

4 時間前

フェルナンド・アロンソ、アストンマーティンとの契約を2027年まで延長。将来に関する憶測に終止符



MotoGPが挑むアデレード市街地サーキット、安全性にライダー合格点? シミュレーション確認し「いい仕事した」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

5 時間前

MotoGPが挑むアデレード市街地サーキット、安全性にライダー合格点? シミュレーション確認し「いい仕事した」



9年ぶりのマレーシアは“高温多湿”への対処が鍵に。ホンダF1「冷却と空力バランスの見極めが重要」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

6 時間前

9年ぶりのマレーシアは“高温多湿”への対処が鍵に。ホンダF1「冷却と空力バランスの見極めが重要」



負傷についてついに口を開いたハジャー「次ボクシングするなら、もうちょっと頭を使って戦いたい!」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

6 時間前

負傷についてついに口を開いたハジャー「次ボクシングするなら、もうちょっと頭を使って戦いたい!」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録