モナコPP最有力だったルクレール、痛恨クラッシュで4番手「なぜかは分からないけど、少しダーティエアの影響があった」
シャルル・ルクレールは、モナコGP予選Q3の最終アタックでクラッシュ。想定外の苦戦によりポールポジションを失った。
F1モナコGPの予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4番手に終わった。予選前はポールポジションの最有力候補に挙げられていたが、ラストアタックでのミスによってその望みを絶たれた。
低速域で高いパフォーマンスを発揮するフェラーリは、モナコGP初日から速さを見せており、金曜のFP1とFP2をワンツーで終えた。しかし土曜日の予選では、その再現をすることはできなかった。
ルクレールはQ1をトップで通過したものの、Q2では4番手に終わった。しかし運命のQ3では、残り2分のところで暫定トップに浮上。このまま、ライバルが最終アタックでタイムを更新できなければポールを獲得できる状況であった。
ただライバルもラストアタックでタイムを削ってきた。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)がルクレールのタイムを更新する中、4番手に落ちたルクレールは再度のアタックでセクター1の自己ベストを更新していた。しかし高速のタバココーナーでコントロールを失い、ガードレールにヒット。万事休すとなった。
結局、グリッド2列目の4番グリッドから決勝を迎えるルクレールは、次のように語る。
「かなりギリギリのところで走っていて、あそこ(クラッシュ)までは良いラップだったと思う」
「でも最後まで走り切れてないので、それを言っても仕方ないんだけどね。とにかく、良いラップではあった」
「あのラップでは少しダーティエアの影響があり、ターン12でコントロールを失った。なぜかは分からないけど、トラフィックがあったわけじゃないのに、気流が乱れていたんだ。そのせいでコーナー進入でリアが少し滑って、壁に当たってしまった」
このように、乱気流に足をすくわれてしまったと説明したルクレール。彼らはこれとは別にブレーキの不安定さに悩まされており、これはより深刻で繰り返し発生している問題だという。
「問題は、自分がどういう問題に直面しているのか全く分かっていないことなんだ」とルクレールは嘆いた。
「今はブレーキを踏むたびに手探り状態なんだ。あまり詳しくは話したくないし、これ以上の詳細は言わない」
「とにかく非常に不安定で、本当に苦しんでいる。モントリオール(前戦カナダGP)でもここでも同じで、特にタイヤが適正な作動域に入っていないときがひどい。それに加えて、クルマ自体の不安定さもあって、さらに難しくなっている」
「コーナーごとに挙動が全然違うんだ。本当に扱いづらい。細かい違いの話ではあるけど、タイヤが適正なウインドウに入っているかどうか、そのわずかな差がものすごく大きな影響を与える。そのせいでずっと苦しんでいる」
この問題が最近のものか、それともシーズンを通して続いているものかと問われると、ルクレールは「最近苦しんでいる」とやや曖昧に答えたが、Sky Sports F1に対してはカナダGP以降により深刻な問題になっていることを明かした。
母国レースでもあるモナコGPを得意としてきたルクレール。2021年、2022年、2024年はポールポジションを獲得し、昨年も2番手につけた。今季は2023年以来3年ぶりにフロントロウ以外からのスタートとなる。
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