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F1 トルコGP

初ポールから失意の9位。ストロールの苦戦、原因はフロントウイングの”見えない損傷”

レーシングポイントは、ランス・ストロールがF1トルコGP決勝でパフォーマンスを落としたのは、フロントウイングにダメージがあったからだと明かした。

Lance Stroll, Racing Point RP20, George Russell, Williams FW43

 F1トルコGPをポールポジションからスタートしたランス・ストロール(レーシングポイント)だが、レース途中からパフォーマンスに苦しみ、最終的に9位でフィニッシュした。チームはその原因が、フロントウイングの損傷にあったと明かした。

 雨の予選で見事ポールポジションを獲得したストロールは、ウエットタイヤで快調にリードを広げていった。しかし、インターミディエイトタイヤに履き替えた2スティント目からパフォーマンスに苦しみ始め、チームメイトのセルジオ・ペレスに迫られた。

 その後、ストロールはインターミディエイトタイヤを履き替えるためにピットストップ。しかしパフォーマンスは振るわず、最終的に9位でチェッカーを受けた。1ストップで走りきり、2位を獲得したペレスとは対照的な結果だ。

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 レーシングポイントによると、ストロールのマシンはダウンフォースをロスしていることが、テレメトリーのライブデータで分かっていたという。しかし、その原因は分からずじまいだった。

 ダウンフォース減少の原因が分かったのは、マシンがパルクフェルメに戻ったレース後だった。ストロールはフロントウイングの下側にダメージを負っていたことが判明したのだ。

 初ポールポジションから、失意の9位でレースを終えたストロールがフラストレーションを溜めていたこともあってか、チームは声明を発表して状況の説明を行なった。

「ランスは17周目以降、酷いアンダーステアとタイヤのグレイニング(ささくれ摩耗)、パフォーマンス低下を訴えていた」

「36周目にインターミディエイトタイヤを交換するためにピットインしたが、問題は解決せず、グレイニングはさらに深刻になっていった」

「フロントウイングの下側にあるストレーキのうち、ひとつの固定が緩み、詰まってしまうような形になった。それにより、フロントウイングのダウンフォースが大きく低下してしまった」

「フロントのダウンフォースが失われたことで、グレイニングが悪化した。レース中のデータでは、フロントのダウンフォースが大きく低下していることは確認できたが、フロントウイングの上面には目に見えるダメージがなく、低グリップの路面コンディションと相まって、データが正しいかどうか確認するのは困難だった」

「ウイング下面の損傷と閉塞が判明したのは、レース後にクルマがガレージに戻ってきてからだった」

 マクラーレンやルノーとコンストラクターズランキング3位争いを展開しているレーシングポイントは、ペレスが2位を獲得したこともあり、今回のレースで20ポイントを獲得した。とはいえ、マクラーレンもこのレースで15ポイントを獲得し、レーシングポイントを5ポイント差で追っている。レーシングポイントにとって、2台での大量得点のチャンスを逃す原因となったマシンダメージは、かなり痛かったと言えるだろう。

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