楽しい日曜日になりそう……ガスリー「戦略の選択肢はかなり広そうだ」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、スペインGP初日の走行ではあまり手応えは良くなかったものの、ペース自体は悪くなかったことに驚き、さらに日曜日は面白いレースになりそうだと語った。
Pierre Gasly, AlphaTauri AT01
Steven Tee / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、スペインGPの初日FP1で14番手、FP2で10番手となった。
通常スペインGPは5月初旬。8月、真夏の真っ只中にこのカタルニア・サーキットを走るのは初めてのこと……テストでも使われているコースであり、多くのデータを手にしているとはいえ、初めてのコンディションに各チームとも苦戦している。特にタイヤの使い方に悩んでいるチームが多そうだ。アルファタウリも、そういったチームのひとつだ。
「タイヤについては、難しい」
ガスリーはそう語った。
「8月中旬のバルセロナは、明らかに暑い。マシンに乗っている時にはそれを感じるし、タイヤについては簡単じゃない。特にロングランではね」
暑いコンディションでは、最も硬いハードタイヤの出番が多くなる傾向にある。しかし今回に限っては、そのハードタイヤの扱いに苦しむチームが多い。
「ハードタイヤ……僕も好きじゃないね。今夜データをしっかり見る必要があるけど、日曜日については、戦略的には非常に多くの選択肢がある可能性があるのは明らかだ。うまくいけば、良いチャンスを掴むことができるかもしれない」
「戦略の選択肢の幅が広がること、僕はそれを期待している。1ストップなのか2ストップなのか……多くのコンパウンドを使えるかもしれない。だから、日曜日は面白いレースになるかもしれない」
FP2でのガスリーの10番手は、5番手となったロマン・グロージャン(ハース)から0.179秒と僅差である。アルファタウリのポジションはどのあたりにいると考えるか? そう尋ねられたガスリーは、次のように語った。
「(5番手グロージャンとの差については)注意してなかったけど、それを知っておくのはいいことだろうね」
そうガスリーは語った。
「これまでのところは、とても難しかったと言うべきだろう。マシンの調子は良くなかった。思ったようにマネジメントすることができなかったし、こういう暑いコンディションでは、明らかに苦労していた」
「でもペースは、僕が感じているよりも良いみたいだ。今夜はチームと共に働き、明日に向けて一歩前進できるのか、試してみるつもりだ。でも、どうやら悪くないみたいだね」
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