レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、開幕戦初日を制圧「予選でこれを発揮するのが重要」
F1バーレーンGPの初日に最速タイムを記録したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、結果には満足しながらも、予選で同じことをするのが重要だと語った。

2021年のF1開幕戦バーレーンGPの初日、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、フリー走行1回目・2回目共に最速タイムを記録した。
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フェルスタッペンは、事前に行なわれたプレシーズンテストでもトップタイム。その好調ぶりを、グランプリ初日にも繋げた格好に見える。
「今日もまた良い1日だった」
フェルスタッペンは、チームのプレスリリースにそう語った。
「暑さと風のため、1周を通じて完璧なバランスを見つけるのは簡単ではなかった。それでも、全体的にはポジティブな1日だったと思う」
「とはいえ、明日に向けて改善し、検討しなきゃいけないことがまだある。タイヤに関しては、少しバランスを調整しなきゃいけない。そして、風はさらに強くなるようだ。これはどんなマシンにとってもチャレンジングなことだろう」
「週末の初日としては、かなり満足している。明日はまた別の1日であり、予選で今日のパフォーマンスを確実に再現することが重要なことだと思う」
なおフリー走行2回目で、フェルスタッペンに次ぐ2番手となったのは、マクラーレンのランド・ノリスだった。マクラーレンは画期的なディフューザーを搭載するなど、テストの時から注目を集めてきたチームのひとつだ。
このマクラーレンが最大の脅威となると考えるか? そう尋ねられたフェルスタッペンは、Sky Sportsのインタビューに次のように答えている。
「いや、そうは思わない。僕はまだ、メルセデスがメルセデス製パワーユニットを搭載するマシンの中で最速だと考えている」
初日を終えた段階で、勢力図はまだまだ見通せない状態。しかしそれもあと1日。バーレーンGPの予選が終われば、現状の勢力図の一端が見えてくるはずだ。
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