F1 オランダGP

F1オランダFP1:ハミルトンがトップも、赤旗中断で勢力図は見えず…角田裕毅はマシントラブルで20番手

36年ぶりのF1第13戦オランダGPのフリー走行1回目が行なわれた。セッショントップタイムは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。角田裕毅(アルファタウリ)は、マシントラブルにより20番手に終わった。

編集: 2021/09/03 12:51

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Lewis Hamilton, Mercedes W12

 1985年以来35年ぶりの開催となるF1第13戦オランダGP。フリー走行1回目でトップタイムを記録したのは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。

 ザントフールト・サーキットにはターン3と最終コーナーに特徴的なバンクがコース改修で追加されたが、基本的にはコース幅が狭くランオフエリアの狭い“オールドスクール”なコースレイアウトだ。

 オランダGPは昨年F1に復活する予定だったが、新型コロナウイルスの影響により延期となっていた。待ちに待ったF1開催、そして何よりも地元マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の凱旋ともあり、金曜日からスタンドには多くの“オレンジ軍団”が詰めかけた。オレンジの発煙筒も焚かれ、彼らの盛り上がりは上々だ。

 バンクというタイヤに厳しいコースレイアウトに対応すべく、C1からC5の5種類のコンパウンドの内、一番硬いC1~C3という組み合わせのタイヤが今回持ち込まれた。

 金曜日のフリー走行1回目が開始される現地時間11時半の気温18度、路面温度22度。前戦ベルギーGPとは打って変わり、青空がサーキットを覆った。

 ドライバーは新しいサーキットに慣れるべくハードタイヤを履いてコースへ出たが、マシンに空力測定装置を搭載した角田裕毅(アルファタウリ)は、走行開始早々にターン10でスピンを喫した。低速走行だったこともあり、見た目上ダメージは無かったが、ガレージに戻るとチームがリヤカウルを外す作業に取り掛かり、マシンをリフトアップした。

 セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)のマシンには、MGU-Kの問題が発生。開始15分を過ぎた時点でコース復帰を果たしていたが、またもエンジントラブルが発生し、今度はピット出口付近でマシンストップ。エアインテークやエキゾーストからは白煙が上がり、ベッテル自ら消火器で火を消そうとした。

 ハイブリッドシステムが搭載されている現代のF1では、漏電の可能性があるため水・泡消火器を使用できないケースがある。ベッテルは身振り手振りでマーシャルとコミュニケーションをとったが、コース脇にはガス系・粉末消火器は無かったようで、ベッテルは呆然と立ち尽くしていた。

 漏電の危険があったためマーシャルはマシンを撤去出来ず、アストンマーチンから絶縁グローブやヘルメット等を装備したクルーが現場まで急行。さらにこのトラブルによりコース上にはオイルが撒かれ、セッションは計25分近くに渡り赤旗中断。コースに慣れたいドライバー、マシンセットアップを詰めたいチーム双方にとっても痛い中断となった。

 残り6分でようやくセッション再開。各車はソフトタイヤを投入し、予選想定のパフォーマンスランを実施した。時間が限られているとあり、各車はアタック合戦に。コース上は大混雑し、トラフィックの処理に手間取ってあわや接触というシーンも見受けられた。

 トップタイムの1分11秒500のハミルトン。凱旋レースとなるフェルスタッペンは、0.097秒差の1分11秒597をマークし2番手につけた。フェラーリのふたりがその後ろ3番手、4番手。5番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)の後ろには、アルピーヌの2台がつけた。

 角田は、序盤からマシンが高馬に載せられ大掛かりな作業が行なわれていたこともあり、赤旗再開後もガレージから出ることなく20番手でセッションを終えた。

 コース全長、コース幅の狭いザントフールトではトラフィックに否応なく引っかかる。予選ではどう処理するかがカギになるだろう。FP1では、ベッテルのマシンストップにより走行時間が限られ、勢力図もまだ見えてこない。土曜日の予選と日曜日の決勝に向けて、FP2とFP3が肝心になってくる。

 

 

Read Also:

順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 United Kingdom ルイス ハミルトン 17 1'11.500     214.439 2 Netherlands マックス フェルスタッペン 18 1'11.597 0.097 0.097 214.148 3 Spain カルロス サインツ Jr. 19 1'11.601 0.101 0.004 214.136 フルリザルトを見る

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 久しぶりのF1開催も、ザントフールトはドライバーにとっては“馴染みの地”? 「壁のないモナコのよう」とガスリー

次の記事 F1オランダFP2速報:2度の赤旗中断もトップはフェラーリのルクレール、角田は13番手

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

最新ニュース



「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

4 時間前

「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる



WEC富士、レース終盤に衝撃のクラッシュ……マクラーレン720Sがメインストレートのガードレールに激突! その原因は”側面”スリップストリームだった!?

WEC

WEC WEC

Fuji

4 時間前

WEC富士、レース終盤に衝撃のクラッシュ……マクラーレン720Sがメインストレートのガードレールに激突! その原因は”側面”スリップストリームだった!?



トヨタ8号車が富士6時間を制す「最終コーナーを立ち上がるまで分からなかった」平川亮、0.591秒差で母国勝利

WEC

WEC WEC

Fuji

4 時間前

トヨタ8号車が富士6時間を制す「最終コーナーを立ち上がるまで分からなかった」平川亮、0.591秒差で母国勝利



激走マルタンス、平川亮とトヨタを苦しめる「あと1〜2周あれば……彼らの母国で、抜いてやりたかったな!」|WEC富士6時間

WEC

WEC WEC

Fuji

5 時間前

激走マルタンス、平川亮とトヨタを苦しめる「あと1〜2周あれば……彼らの母国で、抜いてやりたかったな!」|WEC富士6時間

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録