ホンダF1田辺TD「最低限のメニュー実施しデータを収集。ファンの声援に応えたい」
36年ぶりに開催されているF1オランダGP。その初日走行は赤旗中断によって走行時間が削られてしまったが、ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは最低限のメニューは実施することができたと語った。
Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B
Charles Coates / Motorsport Images
1985年以来36年ぶりに開幕したF1オランダGP。その初日走行は赤旗中断によって走行時間が削られてしまう展開となった。
FP1では開始から20分といったところで、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)がパワーユニットのトラブルでコース上に停車。マシン回収に時間を要し、結局再開は残り6分というタイミングだった。
FP2でも赤旗は続いた。序盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)がコースにマシンを止めたことで1回、その後もスピンしたニキータ・マゼピン(ハース)のマシン回収で1回中断が発生してしまった。
母国戦となるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はFP1で2番手、FP2では5番手という結果になったが、赤旗の影響でFP2ではアタックを中断せざるを得ないなど、影響も被った。
ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは初日を振り返ると、赤旗中断による走行時間の減少はあったものの、最低限のメニューは消化することはできたとコメント。
2日目に向けてFP1とFP2のデータから最適化を進めてファンの声援に応えたいと語った。
■ホンダF1 田辺豊治テクニカルディレクター
「初走行となった今日のオランダGP初日は、FP1、FP2ともにトラブルやコースアウトによって赤旗中断が発生するなど、走行時間を削られることとなりました。そのような状況でしたが、最低限のメニューは消化して貴重なデータを得ることができています」
「FP1でスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田選手のPUに不具合が発生し、その修復に時間を要してしまいましたが、FP2で問題なく走行できることを確認しました」
「FP1とFP2で色々と試したセッティングの結果とその実走データを元に、それぞれのチームとホンダのエンジニアは、比較解析の作業を行ないます。他チームもセットアップを詰め、パフォーマンスを上げてくることと思いますので、我々も負けないように最適化を進めて、大きな声援をくれるファンに応えられればと思います」
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