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フリー走行レポート

F1アメリカFP3:予選は未知数? レッドブル・ホンダのペレスが最速もタイトル候補ふたりはタイム抹消。角田は18番手

F1第17戦アメリカGPのフリー走行3回目が行なわれ、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がトップ。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は18番手だった。

Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 F1第17戦アメリカGPのフリー走行3回目が行なわれ、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がセッショントップで予選前最後のフリー走行を終えた。

 アメリカGPの舞台はテキサス州・オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)。起伏に富んだ全長5.513kmのコースに、ホームストレートからターン1へ続くエイペックスが見えない程急な坂や鈴鹿サーキットにも似たS字区間など、バラエティに富んだ20のコーナーが盛り込まれている。

 今回持ち込まれているタイヤは、5種類のコンパウンドのうち平均的な組み合わせとも言えるC2〜C4の3種類。路面にはバンプやヒビが確認されており、走行を重ねることで路面状況は改善しているように見えるものの、FP2の走行結果を見れば、タイヤには比較的厳しいと予想されている。

 FP3開始前の気温は28度、路面温度は37度と温かい天候だ。

 予選前最後の調整の機会となる60分のFP3がスタート。パワーユニット(PU)交換により最後尾からの決勝出走が決定しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が、ミディアムタイヤを履いてひとり足早にコースに現れた。

 セッション開始直後は多くのドライバーがガレージ内に留まる中、ベッテルに続いてこちらもPU交換により最後尾への降格が決まったフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がソフトタイヤを履いて周回を重ねた。

 セッション15分を経過すると、徐々にその他のドライバーもソフトタイヤを履いてコースに姿を現した。各車は現地時間土曜日午後に行なわれる予選に向けて、予選想定アタックを実施。ルイス・ハミルトン(メルセデス)やマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)などが全体ベストを叩き出しあった。

 ペレスがチームメイトに0.001秒差まで迫るタイムを出す中、ハミルトンの僚友バルテリ・ボッタスは1回目のアタックがトラックリミット違反によりタイム抹消。チャージラップを挟んでアタック2回目ではスピンを喫し、タイヤにフラットスポットを作ってしまった。

 続いてアタックを行なっていたジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)もS字区間でスピンを喫し、コースにはダブルイエロー(黄旗2本振動)が提示された。今回のアメリカGPのフリー走行と予選では、ダブルイエローが提示された区間を通過したドライバーのタイムは自動的に抹消されるシステムが試験的に導入されている。

 セッション折返しを過ぎると、多くのマシンが一度ピットへ戻った。2セット目の新品ソフトタイヤに履き替え、各車は再び予選想定ラップを開始した。

 ここでペレスがトップタイムを更新。フェルスタッペンとハミルトンはペレスを上回るベストタイムをマークしたものの、いずれもトラックリミット違反によりタイム抹消となった。フェルスタッペンはその後のアタックでもトラフィックに捕まり、タイム計測を中断する羽目となった。

 アルピーヌの2台は、予選に向けターン11からターン12までのバックストレートでチームメイトにトウ(スリップストリーム)を与える練習を行なっていた。熾烈な中団争いの中で少しでも良い予選順位を得るべく、今季はフェラーリなどが同様の戦略を採ったこともあった。

 結局最終的なトップタイムは、金曜日のFP2に続きセルジオ・ペレスの1分34秒701。トラックリミット違反やトラフィックによって思うようなアタックが叶わなかったライバルのタイムが未知数ではあるが、前戦トルコGPでの久々の表彰台獲得から良い流れを掴んでいるようだ。

 ペレスから0.104秒差で2番手に並んだのはカルロス・サインツJr.(フェラーリ)。3番手フェルスタッペンを挟み、フェラーリと熾烈なランキング3位争いを展開するマクラーレンのランド・ノリスが4番手タイムをマークした。僚友ダニエル・リカルドもメルセデス勢を挟んで7番手につけるなど、予選に向けてチームとしての仕上がりも上々なようだ。

 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、ミディアムで周回を重ねた後ソフトタイヤでタイムを計測。トップのペレスから0.697秒差の1分35秒398で8番手に入った。一方、自身初のCOTAとなる角田裕毅は、1セット目のタイヤではトップ10圏内にいたものの、2セット目でのアタックラップをまとめ切ることができず、1分36秒572でハース2台の前18番手に終わった。

 
 

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