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予選での”ミス”が続く角田裕毅「最初のアタックへの、アプローチの仕方を変える必要がある」

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1シュタイアーマルクGPの走行開始前日の会見に応じ、予選でのミスが続く現状について「アプローチの仕方を変える必要がある」と語った。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri walks the track

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 オーストリア、レッドブルリンクでの2連戦を迎える2021年のF1。まず行なわれるのは、シュタイアーマルクGPである。

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 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、レッドブル系列のドライバーとして、初めてレッドブルが所有するサーキットでのグランプリを迎える。

 このことについて角田は、木曜日の記者会見で次のように語った。

「ポール・リカール(フランスGP)の後は、(欧州での角田の活動拠点である)ファエンツァに戻りました。そして、フランツに課されたスケジュールをこなしました」

 角田はまずそう語った。

「今週末は、レッドブルのホームレースです。彼らが作り上げた歓迎のための策は、これまでのレースに比べて規模が大きなモノでした。だからレッドブルは、このレースに向けて多大な努力をしていると感じています」

「ただ、レースの冠スポンサーはBWTなんですね。レッドブルじゃないのは驚きです。でも、楽しいレースになると思います。僕としても、去年ここで良い思い出があります。だから楽しみにしています」

 角田は昨年FIA F2を戦い、ここレッドブルリンクを走行。シュタイアーマルクGPの併催として行なわれたイベントのレース1では、ポールポジション、ファステストラップ、そして2位表彰台を獲得している。角田にとってこの2位は、FIA F2での最初の獲得ポイントになった。

 なお角田にとっての現状の課題は、予選をいかにまとめるかということにある。アゼルバイジャンGPではQ3に進出したものの、そのQ3ではクラッシュし、赤旗中断の原因となった。またフランスGPでも予選Q1でクラッシュしてしまい、ノータイム……その時負ったダメージの影響で、ピットレーンからのスタートを余儀なくされることになった。

「予選が始まると、一生懸命頑張りすぎてしまう傾向があります。でも、そうする必要はないんです」

 角田はそう語る。

「僕らが手にしているマシンなら、特にです。常に安定して良いペースがありますから、Q3に進出する可能性は常にあります」

「でも僕は、最初のアタックからプッシュしすぎてしまう傾向にあります。直近のいくつかのミスは、同じ理由です。最初からプッシュしすぎてしまうと、そこで予選自体が終わってしまいます。だから、もっと気楽に臨む必要があるんです」

「もっとリラックスして臨むために、違うアプローチを取らなきゃいけません。また、1回目のフリー走行から自信をつけていきます」

「そして、二度とミスをしたくない……可能な限り良い結果を手にするために予選でプッシュする必要がありますが、アプローチの仕方は変えなければいけません」

 角田とは対照的に、チームメイトのピエール・ガスリーは安定した予選を常に戦っている。第3戦ポルトガルGP以外は全てQ3に進出。しかも第2戦エミリア・ロマーニャGP以降は6戦連続での入賞を果たしている。

 このガスリーの強みについてどう考えるか、それについて角田は次のように語った。

「全てのセッションにどう挑むか、その点で彼はとてもクレバーだと思います。特にフランスでのアプローチの仕方は、素晴らしかったです」

 そう角田は説明する。

「彼はFP3の後、予選に向けて大きなセットアップの変更を行ないました。どういう方向に変えたのかということを僕が言うことはできませんが、彼はより賢い形で、予選での最初のアタックに臨みました。彼はバランスの変化、そしてそれによってマシンがどう変わったのかということをただ感じようとしたんです。そしてその後にペースを上げ始めました」

「彼はF1で長い経験を積んでいます。それでも彼はマシンのバランスを落ち着いて感じようとし、そしてそのバランスを感じ取ると、全てをまとめあげるんです。僕とは異なるアプローチですが、それは彼の強さだと思います」

「僕もフランスでは、まったく同じような手順で臨みました。でもセットアップの変更は気にせず、最初のアタックからプッシュしたところ、バリアに激突してしまいました」

 

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