F1ラスベガスGPの舞台で、メルセデス&レッドブルがデモ走行を披露。チケット販売もスタート

2023年F1ラスベガスGPの観戦チケットの一般販売がスタート。これを記念したセレモニーが行なわれ、メルセデスとレッドブルのF1マシンがデモ走行を披露した。

Sergio Perez

 F1ラスベガスGPまであと1年。開催地となるラスベガスでは、11月5日に記念イベントが行なわれ、メルセデスのルイス・ハミルトンやジョージ・ラッセル、そしてレッドブルのセルジオ・ペレスらが、F1マシンでのデモ走行を披露するなどした。

 2023年の11月16〜18日にかけて初開催予定の、F1ラスベガスGP。土曜日の夜に決勝レースが行なわれるという、特別なグランプリである。この観戦チケットの一般販売開始に合わせて、今回のイベントが大々的に開催された。

 このイベントは、まずはスタート/フィニッシュラインの塗装セレモニーからスタート。このセレモニーにはF1のステファノ・ドメニカリCEOやF1オーナー企業のリバティメディアCEOのグレッグ・マフェイ、そしてラスベガスGPのレニー・ウィルムらのほか、地元自治体の関係者が出席。スターティンググリッドの一部を塗装した。

 またシーザーズ・パレスでは、一般のファン向けにピットストップチャレンジやeスポーツ・シミュレータなどのアクティビティが用意され、F1マシンやトロフィーとの写真撮影も行なうことができた。

 極めつきは、ラスベガス・ブールバードでのF1マシンのデモランである。このラスベガス・ブールバードは、”ザ・ストリップ”とも呼ばれ、道の両側には煌びやかなカジノが林立。そして来年のラスベガスGPでは、コースの一部として使われる予定だ。

 このザ・ストリップを舞台に行なわれたデモランでは、ハミルトンとラッセルがメルセデスの、そしてペレスがレッドブルのF1マシンを走らせた。特にメルセデスのマシンには、走行が夜間だったこともあり、LEDの照明がフロア下に仕込まれていた。

 
 

 また走行後の3人のドライバーの他、ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナー、ウイリアムズのチーム代表であるヨースト・カピトと同チームのドライバーであるアレクサンダー・アルボンがステージに登場し、トークショーを行なった。

 また夜には、シーザーズ・パレスの特設エリアで、チケットの一般販売開始に合わせて巨大なF1のボタンを押すセレモニーが行なわれ、上空にはドローンによってF1マシンが立体的に描かれた。

 ”初”開催となるF1ラスベガスGPの決勝レースは、現地時間の2023年11月18日(土)の22時にスタートする予定とされている。日本時間に直すと、19日(日)の15時と観戦しやすい時間のレースだ。

 
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