F1 サウジアラビアGP

アルファロメオのボッタス、6位争いもエンジンの温度上昇でリタイア「残念な結果……でもマシンは本当に良い」

F1サウジアラビアGPの決勝レースを、アルファロメオのバルテリ・ボッタスはマシントラブルでリタイア。エンジンの温度が上がってしまったため、予防措置という側面もあったようだが、パフォーマンスにはポジティブなモノを感じているという。

Valtteri Bottas, Alfa Romeo C42, Esteban Ocon, Alpine A522, Kevin Magnussen, Haas VF-22

 アルファロメオのバルテリ・ボッタスは、F1サウジアラビアGPの決勝レースをリタイアで終えた。

 ボッタスは8番グリッドからスタートすると、アルピーヌの2台を終始追いかけた。道中でその1台、エステバン・オコンを攻略すると、ピットストップを終えた後は実質的な6番手を、フェルナンド・アロンソと争った。

 しかし35周目に2度目のピットイン。その翌周にもピットに入り、そのままレースを終えることになった。

「その瞬間まで、本当に良いレースをしていたから、リタイアするのは残念だ。特に、少なくとも6位を狙える位置にはいたわけだからね」

 ボッタスはチームのプレスリリースにそう語った。

「エンジンの温度が上がり続けていたから、その原因を調べる必要があった。でも、エンジンを失うことは避けたかったから、マシンを止めなければいけなかった」

「それもレースだ。問題が何であれ、確実に解決して、先に進む必要がある」

 ボッタスは、マシンのパフォーマンスについては大いに手応えを感じている。そして開幕戦でスタートを大失敗する要因となったクラッチの問題も、今回は発生しなかった。

「ポジティブな面を見れば、マシンは本当に良い。スタートの面でも、前のレースからさらに一歩前進することができた」

「僕らは良い仕事をしていて激しい戦いも楽しむことができた。だからオーストラリアで、ポイントを確実に獲得できるようにしたいと思う」

 
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