アルファロメオF1の新車C43、進化版ながらリヤエンドを大幅変更！ 信頼性向上にも取り組む「昨年のマシンより速いことを祈る」
アルファロメオの2023年型ニューマシンC43は、基本的には昨年型からの進化版だというものの、リヤエンドには大きな変更が加えられているという。
アルファロメオの2023年型ニューマシンC43は、基本的には前年型C42の進化版であるものの、リヤエンドには大きく変更が加えられるなど、進化を遂げているようだ。
アルファロメオは2月7日、スイスのヒンウィルでニューマシンC43の発表会を実施。発表会で公開されたマシンはショーカーだったものの、10日にはスペインのカタルニア・サーキットでシェイクダウンを行なう予定。これが本当の意味での新車披露ということになりそうだ。
ただこのC43は、基本的には2022年マシンC42の通常進化版だというが、リヤには大幅に変更が加えられているという。ギヤボックス、リヤサスペンション、冷却レイアウトなどは全て新しくなり、昨年明るみに出た弱点に対処すべく設計されたという。
テクニカルディレクターのヤン・モンショーは、2023年型マシンC43について、次のように語る。
「新しいマシンを作ることは、チームにとって多大な努力を必要とする。この数ヵ月で我々が達成したことについては、非常に誇りに思っている」
そうモンショーは言う。
「このマシンは昨年モデルの進化版だ。新たなレギュレーションを反映し、改善が必要であることが分かった部分に、大きな変更を施している」
「昨年の、成功したマシンよりも速いことを願っている。それが最も重要なことだ。そして、信頼性が向上することもね。我々はこの方向に、多くの努力を払ってきた」
「コースに出た時、このマシンがどう機能するか見てみよう。レースに戻ることができ、嬉しく思う。そしてもっと多くのことをすぐに投入できると確信している」
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