F1

バウンシングでエンジンはボロボロに……メルセデスF1、2023年用パワーユニットは信頼性向上のため堅牢性を重視

2022年のメルセデスはバウンシングに悩まされた。これにより、パワーユニットにも実は大きなダメージが及んでいたという。そのため新シーズンに向け、PUの堅牢性を向上させるための開発が行なわれたようだ。

公開日時: 2023/02/16 8:43

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

George Russell, Mercedes W14

 メルセデスF1のパワーユニット(PU)部門であるメルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズ(HPP)のマネージング・ディレクターを務めるハイウェル・トーマスは、2022年のマシンがバウンシングに見舞われたことで、PUには大きなダメージが及んでいたことを明かし、今シーズンに向けてはそのための対策を施してきたと語った。

 メルセデスは2月15日に、イギリスのシルバーストンで2023年型のニューマシンW14を発表した。昨年は大いに苦しんだメルセデス。復活を期す、重要な1年となる。

 昨シーズンのメルセデスが苦しんだ原因には、マシンが激しく上下動してしまうポーパシング、そしてマシンが路面に打ち付けてしまうバウンシングに悩まされていたという事実があった。その中でも特にバウンシングに関しては、PUの面でも非常に厳しかったという。

「シーズンの終わりまでに、エンジンはボロボロになり、傷ついた状態になっていた。そんな状態でも使えるようにプールに留めておくには、しっかりとマネジメントをし、たくさんの人たちが多大な努力をする必要があった」

 HPPのトーマスはそう語った。

「それがこの冬の間の大きな話題であり、ブラックリーの(シャシー製作)チームと協力した一例だ」

「シャシーの設計変更、エンジンの設計変更を検討し、チームとして作業を行なった。今年のPUの最大の変更点は、マシンが路面に打ち付けられた時にもより堅牢にするための、信頼性確保という点だ」

 現在のF1用PUは、パフォーマンス向上のための開発が凍結されている状態。しかし、信頼性を向上させるための開発は許されている。メルセデスもこれを活かし、2023年に準備を整えてきたということだ。

「非常に小さな進化だ。信頼性の向上が目標の全てであり、変更は非常に微妙なところだ」

「エンジンのベースとなる部分には、衝撃から保護するために、合理的な変更がいくつか存在する。しかし、その他の変更のほとんどは小さい」

 トーマスはそう続ける。

「我々は必要な信頼性を正確に確保し、存在する最後のいくつかのリスクを取り除こうとしている」

「時々、問題は見つかるものだ。昨シーズンが終わり、エンジンが戻ってきた時にも、我々が予想していたのとは全く違う症状をいくつか見つけることになった。それらに対処するため、いくつかの変更は行なった。しかし、根本的な変更はない」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 アストンマーチン、重職グリーンがレースサイドから離脱。ジョーダンF1時代にもチーム支えた”屋台骨”は同社の研究開発部門へ

次の記事 メルセデスF1、大苦戦した昨年マシンW13の”コンセプトを捨てるべき理由”は見当たらず「W14はその良さを引き継いで前進させた」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

メルセデス



フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

9 時間前

フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」



驚速ポールのラッセル、決勝は「フェルスタッペンが脅威」クラッシュで16番手のアントネッリも警戒対象へ

F1

F1

アゼルバイジャンGP

10 時間前

驚速ポールのラッセル、決勝は「フェルスタッペンが脅威」クラッシュで16番手のアントネッリも警戒対象へ



アントネッリ、”不必要”な予選クラッシュで自分に怒り「グリップが大きく変化していた。判断ミスだった」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

16 時間前

アントネッリ、”不必要”な予選クラッシュで自分に怒り「グリップが大きく変化していた。判断ミスだった」

最新ニュース



あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

5 時間前

あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」



トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」

WEC

WEC WEC

Fuji

9 時間前

トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」



フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

9 時間前

フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」



予選中止は良かった? 悪かった? トヨタ勢2台で意見分かれる……平川亮「どっちかわからない」 小林可夢偉「トップ集団を狙えたかも!」

WEC

WEC WEC

Fuji

10 時間前

予選中止は良かった? 悪かった? トヨタ勢2台で意見分かれる……平川亮「どっちかわからない」 小林可夢偉「トップ集団を狙えたかも!」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録