F1 エミリア・ロマーニャGP

ニューウェイが語る、ホンダへの厚い信頼「彼らはまさに、エンジニアリング主導の企業だ!」

2026年からの新F1レギュレーションについて、アストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイが語った。その中で彼は、PUパートナーとなるホンダへの厚い信頼感を示した。

田中 健一

編集: 2025/05/14 2:39

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Adrian Newey, Aston Martin

Adrian Newey, Aston Martin

写真:: Aston Martin

 アストンマーティンのマネージング・テクニカル・パートナーであるエイドリアン・ニューウェイが、2026年のF1レギュレーション変更について、チームが公開したインタビューの中で語った。曰く、2014年のようにパワーユニット(PU)のパフォーマンスに差が生じる可能性があるものの、新たにチームのパートナーとなるホンダを信頼していると語った。

 2026年のF1は、シリーズの歴史を振り返っても最大級のレギュレーション変更を控えている。PUもそして車体も、規則が大幅に変更され、勢力図が一変する可能性がある。

 今年の3月からアストンマーティンでの仕事をスタートさせたニューウェイは、その2026年用マシンの開発に注力している。アストンマーティンが公開した「最初のインタビュー」の中でニューウェイは、デザイナーとしてやれることがたくさんあると語った。

「2026年レギュレーションに対する私の考えは、2022年の大きなレギュレーション変更に対する考え方と似ている」

 そうニューウェイは語った。

「当初はレギュレーションがあまりにも規範的で、デザイナーに出来ることはあまりないと思っていた。しかし細部を掘り下げていくと、一見した以上に革新や様々なアプローチのための柔軟性があることに気付いたんだ」

「2022年のはじめには、各チームが全く異なる方向に向かっていることが分かった。もちろん4シーズンが経過した今、彼らの方向性はほぼ収束したけど、最初はそうじゃなかったんだ」

「チームの間で、多様性があるのは素晴らしいことだ。マシンは全く違う形に見えたんだから。カラーリングだけが唯一の見分け方……みたいになってしまうと、少し退屈だからね」

「2026年も、その2022年と同じような状況になる可能性が高いと思う。レギュレーションには十分な柔軟性があるし、様々な解決策が出てくるだろう。しかし2〜3年もすれば、収束していくだろうね」

 この2026年からは、シャシーだけでなくPUのレギュレーションも大きく変わる。ニューウェイはこれについて、興味深くも、恐怖でもあると語る。

「私が記憶している限りでは、シャシーのレギュレーションとPUのレギュレーションが同時に変更されるのは、初めてだと思う。これは興味深いこと……であると同時に、少し恐ろしくもある」

 そうニューウェイは言う。

「新しい空力のレギュレーションとPUのレギュレーションは、どちらもチャンスをもたらす。当初は様々な空力の解決策が採用され、PUのパフォーマンスにもばらつきが出る可能性がある。これは、2014年にハイブリッドレギュレーションが導入された際にも実際に起きたことだ」

 アストンマーティンは2026年から、ホンダとのパートナーシップをスタートさせる。つまりホンダのワークスPUを搭載するチームとあるのだ。

 ニューウェイはそのホンダについて、「大きな信頼と敬意を抱いている」と語る。

「来年はホンダとのワークスパートナーシップが始まる。ホンダには、大きな信頼と敬意を抱いている。以前一緒に仕事したこともあるしね」

 そう語るニューウェイは、さらにこう続ける。

「彼らは他よりも1年遅れてF1に戻ってきた。そこから追い上げるという状況だったが、素晴らしいエンジニア集団だった。まさにエンジニアリング主導の企業だ」

 そんなニューウェイだが、自身が手がける2026年マシンがどんなモノになるのか? そう尋ねられた際には、ひと言おどけて答えた。

「グリーンになると思うよ!(笑)」

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 アメリカで大人気のF1、でも地元ドライバーは不在……かつてサージェント起用したウイリアムズ「必要なのは国籍じゃない。絶対的スターだ」

次の記事 マリオ・アンドレッティ、ペレスがキャデラックF1のドライバー候補と認める。他の選択肢はそれほど多くない?

More from

田中 健一



F1分析|アントネッリの凄すぎるレース。難しい大逆転戦略を成功させた手腕……今季のタイトルをグッと手繰り寄せたか?

F1

F1

イタリアGP

12 時間前

F1分析|アントネッリの凄すぎるレース。難しい大逆転戦略を成功させた手腕……今季のタイトルをグッと手繰り寄せたか?



衝撃の18台抜きでF1イタリアGP優勝アントネッリ。しかし「僕のベストレースはまだまだこれからだよ」と発言する凄み

F1

F1

イタリアGP

17 時間前

衝撃の18台抜きでF1イタリアGP優勝アントネッリ。しかし「僕のベストレースはまだまだこれからだよ」と発言する凄み



レーシングブルズ代表、角田裕毅に”特別な賞賛”「このマシンで2度目のレースなのに入賞……素晴らしいよ」

F1

F1

イタリアGP

18 時間前

レーシングブルズ代表、角田裕毅に”特別な賞賛”「このマシンで2度目のレースなのに入賞……素晴らしいよ」

More from

アストンマーティン



アストンマーティン・ホンダにとってイタリアGPは厳しい週末に。2台リタイア……アロンソはマシンにダメージ、ストロールは油圧系トラブル「次のマドリードに集中」

F1

F1

イタリアGP

19 時間前

アストンマーティン・ホンダにとってイタリアGPは厳しい週末に。2台リタイア……アロンソはマシンにダメージ、ストロールは油圧系トラブル「次のマドリードに集中」



最高速の差は20km/h以上……イタリアGPはアストンマーティン・ホンダにとって過酷な週末。ホンダ折原エンジニア「チームと共に新たな挑戦に挑む」

F1

F1

イタリアGP

1 日前

最高速の差は20km/h以上……イタリアGPはアストンマーティン・ホンダにとって過酷な週末。ホンダ折原エンジニア「チームと共に新たな挑戦に挑む」



フェルナンド・アロンソ、パワーユニット交換を決断。F1イタリアGPはピットレーンスタートに

F1

F1

イタリアGP

1 日前

フェルナンド・アロンソ、パワーユニット交換を決断。F1イタリアGPはピットレーンスタートに

最新ニュース



ポール獲得ガスリー、決勝は7位でガッカリ? いえいえ、これが現実「ポジティブな収穫がたくさんあったよ」

F1

F1 F1

イタリアGP

11 時間前

ポール獲得ガスリー、決勝は7位でガッカリ? いえいえ、これが現実「ポジティブな収穫がたくさんあったよ」



「君に命を救われた」炎上するマシンから身を挺してドライバーを救助。中国GTでの勇敢な行動に称賛の声。一方運営への不信感から撤退決めたチームも

GT

GT GT 11 時間前

「君に命を救われた」炎上するマシンから身を挺してドライバーを救助。中国GTでの勇敢な行動に称賛の声。一方運営への不信感から撤退決めたチームも



F1分析|アントネッリの凄すぎるレース。難しい大逆転戦略を成功させた手腕……今季のタイトルをグッと手繰り寄せたか?

F1

F1 F1

イタリアGP

12 時間前

F1分析|アントネッリの凄すぎるレース。難しい大逆転戦略を成功させた手腕……今季のタイトルをグッと手繰り寄せたか?



ハミルトン、フェラーリに苦言「”俺たち”じゃないだろ!」 チーム内での交戦規定の整備を要求

F1

F1 F1

イタリアGP

13 時間前

ハミルトン、フェラーリに苦言「”俺たち”じゃないだろ!」 チーム内での交戦規定の整備を要求

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録