ハジャー、”先輩”角田裕毅を苦しめる走りも11位「自分のドライビングには満足していないけど……楽しいレースだった」
角田裕毅(レッドブル)をF1マイアミGPで苦しめた元チームメイトのアイザック・ハジャーが、レースを振り返った。
Isack Hadjar, Racing Bulls
写真:: Red Bull Content Pool
レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、F1マイアミGPの決勝レースでレッドブルの角田裕毅と入賞の最後の一席を激しく争った。最終的には角田に軍配が上がったが、それでもハジャーは「楽しいレースだった」と振り返った。
ハジャーはマイアミGPの決勝レースを11番グリッドからスタート。レース終盤にも、そのポジションをキープしていた。
そんなハジャーに、入賞を手にする千載一遇のチャンスが舞い込んできた。ひとつ前を行く角田がピットレーンの速度違反を犯したとして、5秒のタイム加算ペナルティが科されたのだ。
当時角田とハジャーの差は5秒前後。ハジャーはそこから全力プッシュして角田を追い、角田も少しでも差を広げるべくプッシュした。
最終ラップに入った時点でふたりの差は4.906秒。その差を維持すれば、ハジャーが10位1ポイントを手にするところだった。しかし最終ラップでは角田が踏ん張り、5.168秒差でチェッカー。角田10位、ハジャー11位で決着した。
「今日の自分のドライビングには満足していない。いくつかミスを犯してしまったように感じるんだ」
ハジャーはレース後にそう語った。
「最終的には、それがトップ10入りを逃した原因だと思う。しかし同時に、どれだけプッシュしたかが分かる。全く余裕はなかったんだ」
「ピットストップした後、ハードタイヤで数周走った。そしてユウキとの予選バトルみたいな展開になったので、楽しいレースだったと思う」
「最終ラップでは、彼とのタイム差をリアムタイムで確認できたから、5秒差以内につけられていると思っていた。全力を尽くしたんだけど、残念なから及ばず……わずか約0.15秒の差でポイントを逃してしまった」
「次のイモラには、自信を持って臨める。あのコースはよく知っているし、F2の時には勝っているからね」
レーシングブルズのローレン・メキーズ代表も、ハジャーのレースを賞賛した。
「アイザックは予選でQ3進出を果たし、決勝でも力強いレースを展開した。しかし、ユウキに僅か0.1秒及ばず、惜しくもポイントを逃してしまった」
そうメキーズ代表は言う。
「ポイント獲得は逃したが、今週末はマシンとドライバーたちが力強いペースを見せてくれた。これは朗報だ」
「我々は学び続け、できる限りの努力を重ねていく。そして2週間後、我々にとってホームレースとなるイモラでのグランプリが待ちきれない」
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