F1 Haas Fuji TPC

5歳の頃から夢だった。坪井翔、F1ドライブが遂に実現……今後は未定も「どんなチャンスが来ても、掴めるように準備しておきたい」

坪井翔が、ハースF1テストに参加した感想を、改めて語った。今後の計画は何も決まっていないものの、何らかのチャンスが訪れた場合に備えて、常に準備しておきたいと話した。

田中 健一 戎井健一郎

編集: 2025/08/09 10:35

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Sho Tsuboi, Haas F1 Team

Sho Tsuboi, Haas F1 Team

写真:: Kan Namekawa

 富士スピードウェイで行なわれたハースF1のTPC(旧車テスト)で、初めてF1マシンをドライブした坪井翔。それから中1日を置いて、坪井の姿はスポーツランドSUGOにあった。スーパーフォーミュラの第8戦が行なわれるからだ……まさに慌ただしい日々を過ごしている。

 そんな坪井はSUGOで記者会見に応じ、F1初体験を語った。彼にとっては一度は諦めかけたF1への道だったが、実際に走らせた1日は刺激的な経験となったようだ。そして今後どんなチャンスがやってきても、それに応えられる準備をしておかなければいけないと気を引き締めた。

関連ビデオ:

 坪井は8月7日、ハースの2023年型F1マシンVF-23を1日かけてドライブ。100周以上を走り込み、2008年にフェリペ・マッサが記録した富士スピードウェイのコースレコード更新まであと一歩というところまで迫った。

「僕自身にとってはめちゃくちゃ刺激的な1日でした。色々準備してきたつもりでしたが、成果もあった反面足りないところも感じました。でも、なかなかあんなに濃縮された1日を過ごすことがないというくらい、やることが盛りだくさんでした」

 そう語る坪井。彼にとっては、5歳の頃から夢見てきたF1に、ようやく辿り着いたのだった。

「5歳からカートをやってきて、ずっと夢はF1ドライバーでした。卒業文集とかにも、小学生の頃からずっと書き続けてきたし、トヨタの育成スクールを受ける時にもそう書いていました」

「そのくらい夢見てきたんですが、正直に言って、半分諦めていたところもあります。でも日本でしっかりと結果を出して、今回のような機会をいただけました。自分の夢としては、これがスタートではありますけど、ひとつの夢が叶った瞬間としてはすごく嬉しかったですし、F1というクルマも楽しんで走らせることができました」

「しかもお客さんに見てもらえて……みんなが見すぎていて、ちょっと恥ずかしくもありましたけど、本当に良い1日でした」

 坪井が言うとおり、彼はまだテストで旧車をドライブしただけ。F1に参戦するために、平川亮のようにリザーブドライバーを務めたり、宮田莉朋のようにFIA F2に参戦したりと、次なるステップが待っているかもしれない。

 それについての覚悟はできているかと尋ねると、坪井は次のように語った。

「F1のテストに乗るという段階から、覚悟しておかなければいけないと思っていたし、そう言われてきました。そこまで想定した中で、今回テストをやってきたつもりです」

「今後どういう形になるのかも全然分からないし、そのチャンスがあるかどうかもわかりません。まだ、それについては決まっていないです。でも、どんなチャンスが来てもいいように準備だけはしておく必要があると思います。しっかり準備して、どんなチャンスが来ても掴めるようにしたいです」

「F2に出ることが正解なのか、あるいは平川選手のようにリザーブになるのが正解なのか、どっちが正しいのかは分かりません。実際問題、タイミングだったり色々な要素が絡んでくるというのは、レースの世界ではどうしてもあることです。僕がコントロールできる話じゃないです」

「どんなチャンスが来てもいいような準備だけはしておく必要があると思います」

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 最強だったレッドブルの凋落にガッカリ……ラルフ・シューマッハー「今季最大の失望だ」と評価

次の記事 レッドブルが現在使う旧式風洞は、あの音速旅客機コンコルドの開発にも寄与……ピーキーなマシンの原因はここにあるのか?

More from

田中 健一



”100円ショップ”でお馴染み『DAISO』がホンダ・レーシングと組みF1に挑む理由は? 両社に訊く「日本から世界へ……その方向性が一致した」

F1

F1

メキシコシティGP

17 時間前

”100円ショップ”でお馴染み『DAISO』がホンダ・レーシングと組みF1に挑む理由は? 両社に訊く「日本から世界へ……その方向性が一致した」



標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」

F1

F1

メキシコシティGP

1 日前

標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」



F1日本GP、2026年観戦券は即完売&観戦客は若返り。しかし必要な変化「さらに魅力ある“イベント”に」|鈴鹿サーキット社長独占インタビュー

F1

F1

日本GP

1 日前

F1日本GP、2026年観戦券は即完売&観戦客は若返り。しかし必要な変化「さらに魅力ある“イベント”に」|鈴鹿サーキット社長独占インタビュー

More from

坪井 翔



ハース&トヨタのTPCは、日本のドライバーに”F1という夢”を感じさせる絶好の機会。福住仁嶺「難しいと思っていた夢が、また現実味を帯びてきた」

F1

F1

ハース富士TPC

2 ヵ月前

ハース&トヨタのTPCは、日本のドライバーに”F1という夢”を感じさせる絶好の機会。福住仁嶺「難しいと思っていた夢が、また現実味を帯びてきた」



”めっちゃダサかった”坪井翔、自身のミスでQ3進出を逃す……しかし決勝には自信「雨予報だけど、なんとかレースしたい」

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第3戦:オートポリス

6 ヵ月前

”めっちゃダサかった”坪井翔、自身のミスでQ3進出を逃す……しかし決勝には自信「雨予報だけど、なんとかレースしたい」



坪井翔「今年は岩佐歩夢の年だった」スーパーフォーミュラ連覇打ち砕いたライバル称賛。トヨタ陣営としての来季逆襲に燃える

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第11戦・第12戦鈴鹿

11 ヵ月前

坪井翔「今年は岩佐歩夢の年だった」スーパーフォーミュラ連覇打ち砕いたライバル称賛。トヨタ陣営としての来季逆襲に燃える

More from

ハース



ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」

F1

F1

アメリカGP

5 日前

ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」



ゴジラとのコラボレーション再び。ハース小松代表「新たなファン層をF1に繋げる機会になるはず」

F1

F1

アメリカGP

8 日前

ゴジラとのコラボレーション再び。ハース小松代表「新たなファン層をF1に繋げる機会になるはず」



ハースF1小松礼雄代表、ラファエル・カマラ起用の理由を説明「TPCでの彼の走りは傑出していました。それだけです」

F1

F1

シンガポールGP

12 日前

ハースF1小松礼雄代表、ラファエル・カマラ起用の理由を説明「TPCでの彼の走りは傑出していました。それだけです」

最新ニュース



岩佐歩夢、F1メキシコシティGPのFP1で走行。フェルスタッペンのマシン駆る

F1

F1 F1

アメリカGP

1 時間前

岩佐歩夢、F1メキシコシティGPのFP1で走行。フェルスタッペンのマシン駆る



アレックス・マルケス、MotoGPに高まる負荷に懸念「若手を大事にして。長期的にヒーローを生み出す必要がある」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

2 時間前

アレックス・マルケス、MotoGPに高まる負荷に懸念「若手を大事にして。長期的にヒーローを生み出す必要がある」



ペレス、キャデラックF1との契約を複数年延長「今後3年間全力で取り組んでいく」

F1

F1 F1

アメリカGP

10 時間前

ペレス、キャデラックF1との契約を複数年延長「今後3年間全力で取り組んでいく」



F1王者ランド・ノリス設立のLNフュージョン、来季FIA F2の参戦権を取得。参戦全11チームが発表……F1デビューに向けた”最終関門”

FIA F2

F2 FIA F2 13 時間前

F1王者ランド・ノリス設立のLNフュージョン、来季FIA F2の参戦権を取得。参戦全11チームが発表……F1デビューに向けた”最終関門”

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録