テスト最速フェラーリ、しかしあくまで慎重……ルクレール「他のチームは実力を隠している」
F1バーレーンテストを最速で終えたフェラーリ。しかしルクレールは、まだまだライバルの力量は分からないと語る。
Charles Leclerc, Ferrari
写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
バーレーンでのF1プレシーズンテスト、その前後半の日程が全て終了した。このテストで最速タイムをマークしたのは、フェラーリのシャルル・ルクレール。しかしルクレールもチームも、あくまで慎重な構えだ。
テスト最終日、ルクレールは1分31秒992というタイムを記録した。このタイムは、2番手となったランド・ノリス(マクラーレン)に0.879秒もの大差をつけるものであった。
テストでは、ラップタイムの良し悪しで一喜一憂するものではないとよく言われる。しかしその圧倒的な差、さらにフェラーリは6日間のテストを通じて745周と順調に周回を重ねたことからも、現時点では”一応の本命”とされている。
しかしルクレールはまだまだ慢心せず。ライバルは手の内を隠していると考えている。
「テストは非常に順調に進み、プログラムを実行し、計画していたテストの全てを実施することができた」
ルクレールはチームのプレスリリースに、そうコメントを寄せた。
「しかしパフォーマンスに関しては、各チームがまだまだ実力を隠しているため、現状を把握するのは難しい。ラップタイムにこだわりすぎず、開幕戦に向けて準備を進めることが重要だ」
「着実に準備を進め、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出す方法を理解していく。メルボルンに到着する前に、多くのデータを分析する必要がある。メルボルンに行って、状況を見極めたいと思う」
またチーム代表のフレデリック・バスールも、ルクレールと同じように実に慎重だ。
「全体的にポジティブなテストだった。最優先事項は多くの距離を走行し、シーズンに向けて確固たる基盤を築くことだった。その点において、このテストは生産的で、貴重なデータを収集して、マシンへの理解を深めることができた」
バスール代表はそう語った。
「テストではいつものことではあるが、他のチームのプログラムが分からないため、パフォーマンスに関して結論を出すのは非常に難しい。我々は自分たちのことに集中し、継続的な進歩を目指したのだ」
昨シーズンは未勝利に終わったフェラーリ。しかしテストを見れば、十分に勝利を争える範囲にはいそうだと言えそうである。
フェラーリがタイトルを獲得したのは、コンストラクターズタイトルは2008年、ドライバーズタイトルは2007年(キミ・ライコネン)が現時点では最後。久々のタイトル獲得を目指すことができるのか……まずは筆頭候補に名乗りを挙げた。
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