予選レポート
F1 アゼルバイジャンGP
メルセデスに明暗。ラッセル圧倒の0.8秒差ポール、アントネッリ痛恨クラッシュで16番手|F1アゼルバイジャンGP予選
F1アゼルバイジャンGPの予選は、メルセデスのジョージ・ラッセルが他を圧倒するタイムでポールポジションを獲得した。
編集: 2026/09/25 13:30
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George Russell, Mercedes
写真:: Bryn Lennon / Formula 1 via Getty Images
F1第15戦アゼルバイジャンGPの予選は、メルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得した。
日曜日の戦没者記念日を避け、変則スケジュールで行なわれている今回のF1アゼルバイジャンGP。金曜日の現地時間16時から予選が行なわれた。
フリー走行では、市街地コースならではの路面コンディションの改善幅が大きいことや風の強さ、ロングストレートでのスリップストリームの効果の大きさが見て取れた。他車のコースオフで黄旗が振られることも多く、走行位置も含め適切なタイミングでいかにアタックをまとめるかが重要な予選となる。
F2のレースが長引いたこともあり、4分遅れで予選がスタート。気温25度、路面温度40度というコンディションだ。
■アントネッリにまさか! 壁にヒットしクラッシュ
ソフトタイヤが数回アタックに耐えることもあり、18分間のQ1開始前からピットレーンでは列をなしてセッション開始を待つマシンが多かったが、メルセデスやフェラーリはピットで機を伺い、ピットレーンが空いてからコースに向かった。
各車が入念にタイヤを温めている間にも、ランス・ストロール(アストンマーティン)がターン7でタイヤを派手にロックアップさせ、黄旗が振られるシーンがあった。
最初に1分44秒台に入れたのはレッドブルのアイザック・ハジャー。それをチームメイトのマックス・フェルスタッペン、メルセデスのジョージ・ラッセルが上回った。
一方、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリにはまさかの事態が発生。『壁にヒットした!』と叫んだアントネッリは、ターン1のイン側のウォールに接触。左フロントのサスペンションに修復不可能なダメージを受けており、ここで予選を終えることになった。
マクラーレンのランド・ノリスも、無線で「何かが壊れた」「左フロントで火花が見えた」と報告したものの、そのまま走行を続けた。
レッドブル勢がタイムを更新し、ワンツーとなっていたものの、残り1分のところでラッセルが1分43秒615をマーク。これがQ1の最速となった。
路面コンディションの改善が著しく、最後まで誰がQ1敗退と成るか分からない状態だったが、アウディのガブリエル・ボルトが17番手で敗退。ニコ・ヒュルケンベルグも18番手と、今回アップデートも持ち込んだアウディだったが2台がQ1で予選を終えた。
アストンマーティン勢とキャデラック勢もQ1でノックアウト。なおアストンマーティンの2台はグリッド降格ペナルティがあるため、決勝はグリッド最後列に並ぶことになる。
アントネッリは最終的に15番手。Q2には進出したものの、Q2は走れず予選16番手が確定したことになる。
■ラッセル盤石。サインツ今季初Q3進出
15分間のQ2も、序盤の5分間は各車が入念にタイヤを温めてからアタックへ。フェルスタッペンが1分33秒282を記録してトップに立つが、それをわずかながらハジャーが上回った。
ただ、これはQ1の自己ベストより遅いタイム。フェラーリ勢やマクラーレン勢がそれを上回っていくと、ラッセルが1分43秒686を叩き出し、再びトップに立った。
各車が1度アタックを終えたタイミングで、ピットで待機していたアルピーヌ勢がアタックへ。他のマシンとタイミングをズラして予選を戦った。
フェルスタッペンはその後もアタックを繰り返し、最終的にラッセルと0.020秒差の2番手につけた。ただ、ラッセルが最後の最後にベストタイム更新。1分43秒462とし、フェルスタッペンとの差を0.244秒に広げQ2もトップで終えた。
アルピーヌとハース、レーシングブルズ、ウイリアムズのQ3進出争いは、レーシングブルズがリアム・ローソン12番手、アービッド・リンドブラッド15番手でQ3進出ならず。ハースもオリバー・ベアマンが11番手、エステバン・オコンが14番手に終わった。
アルピーヌは、ピエール・ガスリーが8番手、フランコ・コラピントが10番手で2台がQ3へ。さらにウイリアムズのカルロス・サインツJr.は9番手で、スプリント予選を除けば今季初めてのQ3進出となった。
■ラッセル圧倒! 0.8秒大差のポール獲得
13分間のQ3がスタートすると、ラッセルが真っ先にコースイン。他車の後ろについてスリップストリームを得るのではなく、タイヤのウォームアップを最優先したような形だ。
西日が差す中、アタックを開始したラッセルのタイムはまずまずの1分43秒713。それを上回ったのがマクラーレンの2台で、オスカー・ピアストリは1分43秒571で暫定ポールにつけた。
しかしラッセルは2度目のアタックで本領発揮。1分4秒037と、Q2よりも0.4秒以上速いタイムを叩き出した。さらにここまであまり上位に顔を出してこなかったシャルル・ルクレール(フェラーリ)も2番手に浮上してきた。
マクラーレン勢はピットストップし、新品タイヤに交換一方、ラッセルやルクレール、フェルスタッペンは1セット目のタイヤで走行を続けた。
ラッセルはさらに猛プッシュ。全セクターで全体ベストを更新し、ダメ押しとなる1分42秒526という驚異的なタイムを叩き出した。
ルクレールはハミルトンのサポートを受けながら自己ベストを更新したものの、ラッセルには0.837秒届かず。3番手にはピアストリ、4番手ハジャーというオーダーとなった。
ノリスは1回目のアタックでピアストリをサポート。タイヤを交換した後は、ノリスがサポートを受ける番だったが、ターン3で痛恨のロックアップ。5番手に終わった。
フェルスタッペンはノリスのミスによる黄旗でラストアタックをまとめられず8番手。ガスリーの後ろから決勝をスタートすることになる。
9番手はサインツJr.。スピンのあったコラピントが10番手だった。
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F1第15戦アゼルバイジャンGP:予選結果
全スタッツ
順位 ドライバー # シャシー エンジン Laps タイム 前車との差 タイヤ 平均速度 1 ジョージ ラッセル メルセデス 63 Mercedes Mercedes 26
1'42.526
S 210.783 2 シャルル ルクレール フェラーリ 16 Ferrari Ferrari 23
+0.837
1'43.363
0.837 S 209.076 3 オスカー ピアストリ マクラーレン 81 McLaren Mercedes 22
+0.838
1'43.364
0.001 S 209.074 フルリザルトを見る
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