フリー走行レポート

F1 アゼルバイジャンGP

ラッセルが他を圧倒するトップタイム。リンドブラッド痛恨クラッシュ|F1アゼルバイジャンGPフリー走行2回目

F1アゼルバイジャンGPのFP2はメルセデスのジョージ・ラッセルがトップタイム。アストンマーティン勢は最後方に沈んだ。

公開日時: 2026/09/24 13:25

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George Russell, Mercedes

George Russell, Mercedes

写真:: Joe Portlock / LAT Images via Getty Images

 F1第15戦アゼルバイジャンGPのフリー走行2回目は、メルセデスのジョージ・ラッセルが頭一つ抜けた速さを見せた。

 土曜日決勝の変則的なスケジュールとなっている今年のF1アゼルバイジャンGP。木曜日の現地時間16時からは、FP2が行なわれた。

 FP1では路面のコンディションもまだ良くない中での走行で、その上ポイントリーダーのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)や、今回が怪我からの復帰戦となるアイザック・ハジャー(レッドブル)、マクラーレン勢など多くのマシンがマシントラブルに見舞われた。

 気温29度、路面温度49度でFP2がスタート。マクラーレン勢は走行開始に向けてバージボードを支えるステーに結束バンドを巻き付けるという驚きの光景も見られたが、2台ともすぐにコースイン。一方、アントネッリのマシンは、FP1で発生したトラブルを修復すべくクルーが作業を続けており、走行開始には時間がかかりそうな状況だった。

 FP1でギヤボックスのトラブルに見舞われたハジャーは、ソフトタイヤで走行開始。ミディアムタイヤを履くマシンが多い中で、マクラーレン勢はハード、アストンマーティン勢はソフトとタイヤ選択もばらけた。

 セッション序盤は、FP1でも好調だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とラッセルがトップタイムを塗り替えあう展開が続いた。

 するとセッション開始から20分が経過しようとする頃、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドがクラッシュ。コース幅が最も狭いターン8~9の区間でウォールにマシン右側を当ててしまったのだ。

 これによりセッションは赤旗中断。11分ほどの中断ののち、残り時間31分でセッションは再開され、各車がソフトタイヤを履いて予選を想定したアタックへと臨んだ。このタイミングで、アントネッリもようやくコースインできた。

 しかしハースのオリバー・ベアマンがターン2のランオフエリアでマシンストップ。ピットレーンからの加速時、異音と共にエンジンが止まり、無線で『エンジンが壊れた』と報告した。

 各車がソフトタイヤでのアタックを行なう中、ラッセルが1分43秒759を叩き出した。2番手のフェルスタッペンにも0.415秒、3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)には0.714秒差をつける圧倒的なタイムだ。

 ラッセルはその後、7周目のソフトタイヤでさらにタイムを更新。1分43秒347で、フェルスタッペンすら0.827秒引き離した。走り込みが足らないアントネッリも、ラッセルには0.552秒届かないながらも2番手を確保。メルセデスがライバルたちを突き放している様子を見せつけた。

 その後は、各車が少ない時間で連続周回へ。メルセデス勢はミディアムタイヤ、フェルスタッペンやフェラーリ、マクラーレン勢はソフトタイヤで周回を重ねた。

 ソフトタイヤでのロングランでは、フェルスタッペンが一歩リードといった速さを見せたが、ミディアムタイヤを履くラッセルも近いペースで周回を重ねた。

 西日が差す中、60分のセッションが終了。メルセデスが大きなアドバンテージを持っていることを見せつけた。

 レッドブルはフェルスタッペンが3番手に食らいついたものの、それでもメルセデス勢との差は大きい。これが復帰戦のハジャーは、9番手となっている。

 フェラーリ勢はルクレールが4番手、ルイス・ハミルトンが5番手。マクラーレンのランド・ノリス、オスカー・ピアストリの間には、アルピーヌのピエール・ガスリーが割って入り7番手となっている。

 アルピーヌはフランコ・コラピントも11番手と中団争いをリード。エステバン・オコンが10番手でそれに続いた。普段はこの位置にいるアウディ勢は今回いまひとつ。一方でキャデラックのセルジオ・ペレスが13番手となったのは印象的だ。

 アストンマーティン・ホンダはランス・ストロールが21番手、フェルナンド・アロンソが22番手。アロンソはマシントラブルにより、わずか9周の走行に終わっている。

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