アントネッリがレースペースの良さを活かし地元ハミルトンに打ち勝つ。アストンマーティン・ホンダ勢は20位&21位|F1イギリスGPスプリント
アントネッリがハミルトンを攻略し優勝。3位にはマクラーレンのランド・ノリスが入った。
Lewis Hamilton, Ferrari, Andrea Kimi Antonelli, Mercedes
写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
F1イギリスGPのスプリントが行なわれ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが優勝。2位はフェラーリのルイス・ハミルトンだった。
今年のイギリスGPはスプリントフォーマットでの開催。大会2日目の現地12時からは、早速スプリントが行なわれた。
ポールポジションを獲得したのは、地元の英雄ルイス・ハミルトン(フェラーリ)。ファンの期待を一身に受け、スタートに挑んだ。気温は22度、路面温度は39度のドライコンディション。タイヤはほとんどがミディアムを選んだが、キャデラックのバルテリ・ボッタスと、アストンマーティン・ホンダの2台だけがソフトを履いた。またウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、サスペンションを変更したことでピットレーンスタートとなった。
絶好の蹴り出しを見せたのは2番グリッドのキミ・アントネッリ。ハミルトンから首位を奪い取ろうと並びかけた。しかしハミルトンはこれを抑えてホールショットを奪った。
レース序盤に好調な走りを見せたのはマクラーレン勢。2台揃ってメルセデス勢に襲いかかり、ランド・ノリスは一時アントネッリも抜いて2番手に立つシーンもあった。
しかしレースペースではメルセデスが上。アントネッリがすぐに2番手に返り咲き、前を行くハミルトンを追った。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はスタートではポジションを落としたが、すぐに勢いを取り戻し、オーバーテイクを連発して4番手となった。とにかくレース序盤は至る所でバトルがあり、トップ7台の順位は目まぐるしく入れ替わった。
逃げるハミルトンと2番手アントネッリは、得意とする区間が違うようで、1周の中で0.3秒ほどに近づく箇所がある一方で、1秒ほどに差が広がる箇所もあった。3番手ノリスは、この2台から6秒ほど離れた位置を追走した。
しかしアントネッリは徐々にハミルトンとの差を徐々に縮めていった。そして8周目、ハンガーストレートで最高速の差を活かしてオーバーテイクを完了。ついに先頭に立った。ハミルトンはその後もアントネッリに食らいついていったが、徐々に差は開いていった。
また9周目には、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がフェルスタッペンをオーバーテイクして4番手に浮上した。その1周後にはシャルル・ルクレール(マクラーレン)もフェルスタッペンをオーバーテイクしていった。
結局アントネッリはその後も好調なペースで飛ばし、最終ラップでファステストラップを記録する余裕も見せてトップチェッカー。まさに完勝と言える内容であった。
ハミルトンは結局アントネッリに2.7秒の差をつけられて2位。そこから7秒遅れてノリスが3位を手にした。
ラッセルはレース終盤、ノリスを追い詰めたが、最終的には0.8秒及ばずに4位。チームメイトであるアントネッリとのポイント差が広がってしまう結果となった。ルクレールが5位。レース序盤に素晴らしい勢いで走ったフェルスタッペンは最後ペースを落とし、ルクレールから4秒遅れの6位だった。7位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)である。
8位に入ったのはレーシングブルズのリアム・ローソンで、1ポイントを持ち帰ったのはもちろん、レッドブルのアイザック・ハジャーを抑え切ったのも大きかったと言えよう。ただローソンは、ブレーキング中に進路を変えてハジャーを抑えたシーンがあったとして、レース後に審議されることになっている。
アストンマーティン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソが20位、ランス・ストロールが21位と完走するのが精一杯だった。
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