F1
2026年のF1マシンはどうなる? バトル増加を目指し、アクティブ・エアロの導入を検討も「極めてオーソドックス」
F1は2026年の技術規則で、アクティブ・エアロシステムを採用し、他車の後ろについたときに失われるダウンフォースを補い、追従性を向上させることを検討している。

Luke Smith
編集: 2023/01/21 4:12
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1は2022年シーズンに向けて、マシンが互いに追従する際に失われるダウンフォースを減らし、より接近戦とオーバーテイクが可能になるようにレギュレーション変更を行なった。
この変更はF1ドライバーたちから広く称賛され、ピレリはF1でのオーバーテイクの回数が2021年シーズンの599回から昨年は785回に増加したと報告している。
しかし、視線はすでに次の大きなレギュレーション変更に向けられている。F1が次世代パワーユニットを導入する2026年だ。
アクティブ・エアロはマシンの効率を高める方法として評価されているが、コース上での競争に影響を与え、独走優勝が難しくなる可能性がある。
関連ニュース:
イギリスで開催されたオートスポーツ・インターナショナルで、F1最高技術責任者のパット・シモンズは、2026年以降のマシンパフォーマンスは「22年型マシンよりもさらに良くなる」と述べた。
リヤウイングのフラップが開閉するDRSもアクティブ・エアロのひとつとも言えるが、シモンズは導入が検討されるシステムについて、ダウンフォースを増やす方向に使われるだろうと説明した。
「DRSが無くなることはないだろう。26年のクルマにはアクティブ・エアロダイナミクスが搭載されているからだ」
そうシモンズは語った。
「DRSはドラッグリダクション(空気抵抗低減)だ。我々が常々必要だと感じているのは、ダウンフォースの増強だ。DRSはたしかに抵抗を減らすが、ダウンフォースを失ったという事実が大きいのだ」
「我々の考えは、もし先行車両がいない状態と同じレベルまで、ダウンフォースを増強するということだ」
このシステムの目標はコース上での接近戦を可能にすることであり、それはオーバーテイクの成功を約束することとは対照的だとシモンズは言う。
「誰もがオーバーテイクを口にするが、我々にとってはオーバーテイクはバトルの終わりなんだ」
「バトルの面白さは、予測不可能なところにある。多くの人がDRSを批判しているが、DRSの問題点は、追い越しが簡単になりすぎることなんだ」
「逆にDRSがなければ、FIAがDRSの作動に消極的だったイモラのレースのように退屈なレースになってしまうんだ。うまくやることが重要なんだ」
各チームは、1月末に実施される会議で、2026年のシャシーレギュレーション案を初めて目にすることになる。
シモンズは2026年のマシンは”極めてオーソドックス”なものになるとしながらも、テクニカルチームが白紙の状態からスタートし、数々の急進的な道を探ったことを明かした。
「26年型マシンのプロジェクトを研究したとき、我々は白紙を用意して、あらゆることを調査した。究極がどこにあるのかを知るために、スカートのついたグラウンド・エフェクトカーファンカーも検討したし、いろいろと変なものも考えた」
「しかし、26年型のマシンは極めてオーソドックスなものになるだろう」
関連ニュース:
- F1、2026年の次世代PUレギュレーションで新規メーカーにも”公平な競争”を! 質の高い新規参入なら歓迎
- アウディにとって2026年のF1レギュレーション変更は、参戦のための「良い滑走路」になった?
- F1空力デザイナーの叡智の結晶。画期的空力デバイストップ10……成功作も、そして失敗作も
- ホンダ・レーシング、2026年F1パワーユニット製造者登録の背景。HRC渡辺社長「研究のため我々は席についた段階」
















あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ノリス、マクラーレンとの長期契約締結に先立ち”複数チーム”と交渉。移籍は「時が来たら考える」
次の記事 メルセデス、失望のシーズンを招いたたったひとつの”データ異常”。2023年マシン『W14』の糧に?
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1 2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1 2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
最新ニュース

コラピント痛恨の同士討ちに、アルピーヌ首脳ブリアトーレも失望感示す「今後どのような対応を取るべきかを検討」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
11 分前
コラピント痛恨の同士討ちに、アルピーヌ首脳ブリアトーレも失望感示す「今後どのような対応を取るべきかを検討」

アロンソ、リタイアの原因は異常なパワー不足と明かす「ホンダを信頼して、良くなっていくことを期待するしかない」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
49 分前
アロンソ、リタイアの原因は異常なパワー不足と明かす「ホンダを信頼して、良くなっていくことを期待するしかない」

本当にごめんなさい……コラピント、多重クラッシュの被害者ガスリー&ノリスに謝罪。次戦でペナルティ消化へ
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
3 時間前
本当にごめんなさい……コラピント、多重クラッシュの被害者ガスリー&ノリスに謝罪。次戦でペナルティ消化へ

あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
12 時間前
あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録