2026年のF1マシンはどうなる? バトル増加を目指し、アクティブ・エアロの導入を検討も「極めてオーソドックス」
F1は2026年の技術規則で、アクティブ・エアロシステムを採用し、他車の後ろについたときに失われるダウンフォースを補い、追従性を向上させることを検討している。
F1は2022年シーズンに向けて、マシンが互いに追従する際に失われるダウンフォースを減らし、より接近戦とオーバーテイクが可能になるようにレギュレーション変更を行なった。
この変更はF1ドライバーたちから広く称賛され、ピレリはF1でのオーバーテイクの回数が2021年シーズンの599回から昨年は785回に増加したと報告している。
しかし、視線はすでに次の大きなレギュレーション変更に向けられている。F1が次世代パワーユニットを導入する2026年だ。
アクティブ・エアロはマシンの効率を高める方法として評価されているが、コース上での競争に影響を与え、独走優勝が難しくなる可能性がある。
イギリスで開催されたオートスポーツ・インターナショナルで、F1最高技術責任者のパット・シモンズは、2026年以降のマシンパフォーマンスは「22年型マシンよりもさらに良くなる」と述べた。
リヤウイングのフラップが開閉するDRSもアクティブ・エアロのひとつとも言えるが、シモンズは導入が検討されるシステムについて、ダウンフォースを増やす方向に使われるだろうと説明した。
「DRSが無くなることはないだろう。26年のクルマにはアクティブ・エアロダイナミクスが搭載されているからだ」
そうシモンズは語った。
「DRSはドラッグリダクション(空気抵抗低減)だ。我々が常々必要だと感じているのは、ダウンフォースの増強だ。DRSはたしかに抵抗を減らすが、ダウンフォースを失ったという事実が大きいのだ」
「我々の考えは、もし先行車両がいない状態と同じレベルまで、ダウンフォースを増強するということだ」
このシステムの目標はコース上での接近戦を可能にすることであり、それはオーバーテイクの成功を約束することとは対照的だとシモンズは言う。
「誰もがオーバーテイクを口にするが、我々にとってはオーバーテイクはバトルの終わりなんだ」
「バトルの面白さは、予測不可能なところにある。多くの人がDRSを批判しているが、DRSの問題点は、追い越しが簡単になりすぎることなんだ」
「逆にDRSがなければ、FIAがDRSの作動に消極的だったイモラのレースのように退屈なレースになってしまうんだ。うまくやることが重要なんだ」
各チームは、1月末に実施される会議で、2026年のシャシーレギュレーション案を初めて目にすることになる。
シモンズは2026年のマシンは”極めてオーソドックス”なものになるとしながらも、テクニカルチームが白紙の状態からスタートし、数々の急進的な道を探ったことを明かした。
「26年型マシンのプロジェクトを研究したとき、我々は白紙を用意して、あらゆることを調査した。究極がどこにあるのかを知るために、スカートのついたグラウンド・エフェクトカーファンカーも検討したし、いろいろと変なものも考えた」
「しかし、26年型のマシンは極めてオーソドックスなものになるだろう」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。


Top Comments