高温×高地×直線3本が難敵に? ホンダF1、オーストリアGPは「戦いは厳しいものになることを予想」
F1第8戦オーストリアGPに向け、ホンダF1は高地にあるサーキットでの戦いに向けてPU面で難しいレースになることを予想している。
Fernando Alonso, Aston Martin Racing
写真:: Steven Tee / LAT Images via Getty Images
F1は今週末、第8戦オーストリアGPがレッドブルリンクで開催される。アストンマーティンF1にパワーユニット(PU)を供給するホンダ/HRCとしてはサーキットの標高の高さやロングストレートを持つコースレイアウトということで、簡単なレースにはならないと予想している。
前戦バルセロナ・カタルニアGPではアストンマーティンはフェルナンド・アロンソとランス・ストロールのふたりが、それぞれギヤボックス、バッテリーのトラブルでリタイア。苦しいレースとなっていたが、それから1週間を空けて今度は昨年までPUを供給していたレッドブルのお膝元であるレッドブルリンクでのレースに臨む。
ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアである折原伸太郎は、オーストリアGPについて標高の高さからくるターボチャージャーへの負荷の大きさや、MGU-H廃止による難しさもあるだろうと予想している。
さらにロングストレートを3本備えたレイアウトから、パワー不足にあえぐホンダにとって他PUメーカーと厳しい戦いになると予想しているとコメントを寄せた。
「今週末の舞台となるレッドブルリンクは標高の高い山岳地帯に位置しており、他のサーキットと比べてターボチャージャーへの負荷が大きくなります」
「昨年まではMGU-Hがターボチャージャーをアシストしており、エネルギー回生にも貢献していました。しかし、MGU-Hが廃止された2026年レギュレーションでは、高地でターボチャージャーとエンジンを最適な状態で機能させることがこれまでより難しくなります。まずはFP1で、それぞれの挙動を確認していきます。気温が高いレースウィークになることが予想されており、冷却も重要な要素となります」
「また、このサーキットは全長こそ短いものの、3本の長いストレートを備えており、PUへの負荷が大きいのも特徴です。ここでも他のPUマニュファクチャラーとの戦いは厳しいものになることが予想されますが、性能を最大化するために、エネルギーマネジメントやドライバビリティを最適化していきます」
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