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F1メキシコGPも、ダブルイエローでタイム抹消継続。レースディレクター「システムは上手く機能していた」

F1レースディレクターのマイケル・マシは、F1メキシコGPでも、ダブルイエロー下で記録されたラップタイムを抹消するというプロセスを再び採用すると語った。

Marshals wave the yellows and deploy the Safety Car board

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1レースディレクターのマイケル・マシは前戦アメリカGPに引き続き、F1第18戦メキシコGPでもフリー走行や予選の際、ダブルイエロー(黄旗2本振動)区間を通過したマシンのラップタイムが抹消されることになると語った。

 これはトルコGPの予選Q1で、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がダブルイエローが提示されている中で、自己ベストのセクタータイムを記録したことがきっかけだった。ただ当時はダンプコンディションで、路面の状況が急速に変化していたということもあってペナルティは出されなかった。

 ただこの一件をきっかけに、FIAはチームと協議をした上で、ダブルイエローゾーンを通過したドライバーのフリー走行および予選でのラップタイムを自動的に削除するシステムをアメリカGPでテストしたのだ。

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 このシステムは、すでに実施されているトラックリミット違反の監視システムと同様に、ドライバーが十分に速度を落としたかどうかについての議論をなくすためのモノだ。特にセッション中に状況が変化するような場合にも有効だ。

 レースごとにチームに配布されるマシのレースディレクターズノートには、以下のように記されている。

「黄旗が2本振動しているマーシャリングセクターを通過するすべてのドライバーは、大幅に速度を落とし、方向転換や停止の準備をしなければならない」

「スチュワードがこの条件を満たしていると判断するためには、そのドライバーが意味のあるラップタイムを出そうとしていないことが明白でなければならない。実際には、ダブルイエローのセクターを通過したドライバーは、そのラップのタイムが削除されることになる」

 アメリカGPでラップタイムが抹消されたのは1度だけだったが、ドライバーたちはこの取り組みを歓迎していた。

「実際、最初からシステムは機能していた」と、マシは話す。

「そう(ラップタイムを削除)しなければならなかったのは1回だけだった。FP3のキミ(ライコネン/アルファロメオ)だったと思う。そのシナリオひとつだけだった」

「だから、メキシコでもそれを続けるし、そのシステムを高速化するためのプロセスもいくつか用意している」

「ドライバーたちは皆、非常に明確であることから(タイム抹消を)支持しており、エンジニアなどが何が意味のラップことで、何が意味のないラップなのかを議論する必要がないことも理由のひとつだろう」

 なおアメリカGPの予選では、Q1でアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がスピン。これにより前方にダブルイエローが出ているのを見て、アストンマーチンのランス・ストロールがアタックを中断した。これでQ1を突破できなかったストロールだが、実際には彼が通りかかる直前にイエローは消えており、仮にレーシングスピードで完走していれば、タイムアップするチャンスがあったという珍しいケースも起きている。

 
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